いつもお世話になっております。

ブログをご利用ありがとうございます。

 

今日はJR北海道H100形の配置表になります。

 

「H100形」

 

キハ40系列の置き換え用として開発され、

JR北海道では初めて、発電用エンジンで駆動する

ディーゼルエレクトリック(電気式)方式を採用

しました。

 

JR東日本のGV‐E400系とは、共同設計であり、

一部を除いて同一仕様です。

 

車体はGV‐E400系両運転車と同仕様ですが、

厳寒期で走行するため、外気温氷点下35~40℃

での走行可能のほか、粉雪・湿雪など様々な降雪条件

でも走行可能な仕様となっています。

 

車内は優先座席はオレンジ、ドア横のパーティーショ

ンはブルーとなっています。

車内はワンマン運転や通勤・通学利用に考慮し、車内中

央部をクロスシート(2+1列)、その他をロングシート

としたセミクロスシート配置とし、

ロングシート部は中央にスタンションポールを配置して

います。

 

客室後ろ寄りに多目的トイレを配置し、向かいに車椅子

スペースを装備しております。

運賃表示器は液晶式で、日本語と英語表示も行います。

室内灯具はすべてⅬEⅮ照明となっています。

 

また車内には、ゴミ箱を配置しています。

 

「H100形の仕様」

 

H100形では量産型以外に量産先行車・観光兼用車両の

3種類あります。

 

量産先行車は2018年に2両が試作され、実証試験が行わ

れました。

前面ガラスは熱線ポリカーボネートで、側面窓も冬季の

ガラス破損防止のためポリカーボネートです。

側面には号車札差しを配置し、

 

量産車では車内の仕様(多目的トイレのおむつ台省略)

側面窓はポリカーボネートを視界性向上のため、複層ガ

ラスに変更されたほか、前面ガラスも熱線入りガラスに

変更され、

側面帯の一部省略など、仕様変更されています。

 

観光兼用車両は2022年と2023年に8両が導入されました。

外観は8両それぞれが8線区沿線自治体考案のラッピング

されました。

 

内装は8両とも共通しますが、一般車とは座席のモケット

が異なり、茶色地にタンチョウやエゾシカなど北海道の

風物が描かれており、

吊り手が木製となったほか、観光列車としても運用する

ため、脱着式テーブルを備えます。

 

H100形は2024年4月現在、以下の線区で運用されてい

ます。

 

函館本線 長万部~旭川・小樽

根室本線 新得~釧路(全区間)

室蘭本線 長万部~苫小牧・東室蘭・室蘭

石北本線 新旭川~網走間(快速きたみも含む)

宗谷本線 旭川~名寄

富良野線 全線

釧網本線 全線

 

最終的に127両が導入されます。

 

「配置表」

 

(苗穂運転所)

 

函館本線で運用されています。

 

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

13

14

15

 

(旭川運転所)

 

釧網本線・富良野線・石北本線・宗谷本線

で運用されています。

80・81・86・87は北海道高速鉄道が所有

しています。

 

16

17

18

19

20

21

22

23

24

25

26

27

38

39

40

41

42

43

68

69

70

71

72

73

74

75

76

77

78

79

80  北海道高速鉄道所有

81  北海道高速鉄道所有

86  北海道高速鉄道所有

87  北海道高速鉄道所有

88

89

90

91

92

93

94

95

 

(旭川運転所)

 

室蘭本線・千歳線・石勝線で運用されています。

84・85は北海道高速鉄道が所有しています。

 

28

29

30

31

32

33

34

35

36

37

84 北海道高速鉄道所有

85 北海道高速鉄道所有

 

(釧路運輸車両所)

 

釧網本線・石北本線・根室本線で運用されています。

82・83は北海道高速鉄道が所有しています。

 

44

45

46

47

48

49

50

51

52

53

54

55

56

57

58

59

60

61

62

63

64

65

66

67

82 北海道高速鉄道所有

83 北海道高速鉄道所有

96

97

98

99

 

今年度も増備が予想されますので、

分かり次第反映します。

 

これで終わります

ありがとうございました。

 

(履歴情報)

 

2024.7.20 ページ公開