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今日はJR北海道キハ150系の配置表(編成表)になります。
「キハ150系」
老朽化したキハ22・キハ56形の置き換え用とし、
従って積雪急勾配線区における単行運転に考慮して開発
されました。
1993年から27両が製造されました。
高出力機関を搭載し動力性能を向上して、JR北海道の
一般形気動車では初の冷房装置を搭載した0番台と、
冷房装置をもたない100番台があり、ワンマン運転にも
対応し、バス用汎用部品を使用して製造コスト面も考慮
されました。
車体はJR東日本キハ110系をベースとし、前照灯は
上部左右に配置され、正面中位の左右にも配置されてい
ますが、これは降雪時の運行の際に視界性を確保するた
めです。
また100番台は近年前照灯をⅬEⅮ化されています。
また当車はキハ40系との連結運転も可能です。
外部塗装は0番台がJR北海道標準塗装(黄緑と青帯)に
対し、100番台はラベンダーと青帯と異なります。
車内はクロスとロングシートで、寒冷地向けのため、
これまでの従来車両は乗降口と客室の間に仕切りがあり
ましたが、当車では仕切りを縮小し、袖仕切りを設け、
他に客用ドアは押しボタン式半自動ドアとし、開放時
間を最小限にとどめています。
トイレは出入り口付近に設け、車椅子スペースはありま
すが、トイレはバリアフリー非対応の和式となってい
ます。
2024年現在は0番台が函館と旭川運転所に、100番台は
全車が苫小牧運転所に所属しています。
旭川運転所所属車は
函館本線の滝川~旭川間で運用。
函館運転所所属車は
函館本線(長万部~札幌)で運用。
100番台は
室蘭本線(糸井~岩見沢)、
千歳線(南千歳~千歳間)、
石勝線(南千歳~新夕張)、
函館本線(岩見沢~滝川)、
で運用されています。
かつては石北本線・根室本線・富良野線でも
運用されましたが、同線区にH100形が配属された
ため、運用から撤退しています。
また転用も実施により、過去と比べて線区が変わっ
ています。
今後も転用が予想されています。
「配置表」
(0番台)
(函館運転所)
函館本線で運用されています。
H100形の増備により、
旭川運転所より転用されました。
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(旭川運転所)
石北・函館本線で運用されています。
16・17は苗穂より転属
してきました。
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「100番台」
(苫小牧運転所)
室蘭・函館本線・石勝線で運用されています。
今のところ変化はありませんが、前照灯を
順次ⅬEⅮに交換されています。
101 前照灯ⅬEⅮ化
102 前照灯ⅬEⅮ化
103 前照灯ⅬEⅮ化
104 前照灯ⅬEⅮ化
105
106 室蘭方上部 前照灯のみⅬEⅮ化
107
108 前照灯ⅬEⅮ化
109
110
これで終わります。
ありがとうございました。
(履歴情報)
2024.7.19 ページ公開