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続いては800系新幹線編成表になります。
「800系」
2004年の九州新幹線新八代~鹿児島中央間
開通に合わせて開発されました。
最高時速は260㎞で、グリーン車はなく、
普通車6両のモノクラス編成となっています。
車両構造や走行装置は700系を基本としていますが
エクステリア・インテリアはオリジナルティーな
デザインとなっています。
車体はアルミニウム合金のダブルスキン構造で、
空力的な理由で「カモノハシ」のようなものとなっ
た700系の先頭形状とせず、シャープな形状となって
います。
2009年に増備されたU007~009編成はヘッドライト
の形状が変わり、カバーガラスも曲面的でやや膨らん
だ感じとなっています。
出入り口付近に設置されている行き先表示器は3色ⅬEⅮ
式です。
車内は全車両普通車のモノクラス編成で、座席は2+2
列配置で、日本の(和)をコンセプトにしており、
内装は木材が使われています。
U001~006の6編成の場合、
奇数号車の博多寄りに便所・洗面所があり、
便所はサクラ材の手すりで温かみを、洗面所には八代
のイグサの縄のれんで伝統の技を演出しています。
1・5号車に車椅子対応トイレと車椅子スペースがあり
ます。
座席は西陣織のモケット、日よけに木製ブラインドを
採用し、座席の基部も木製となっています。
デッキと客室を仕切るドア上部に車内案内表示器があり
ます。
U007~009編成の場合は、
車内案内表示器の視認性を向上するため、背板の高さや
座面をいずれも低くしたほか、車内案内表示器は車内の
天井にも設置されました。
さらに5号車に多目的室が設置され、既存の編成にも
設置する改造が行われました。
またU007・009編成に軌道検測機器を、U001編成に線
路および架線の検測装置が搭載されています。
800系は2004年に6編成、2009年に1000・2000番台と
区分するマイナーチェンジ車が3編成導入されましたが、
2016年4月の熊本地震で脱線被災したU005編成が2018
年に全車廃車され、1~3号車は、作業員などの研修用
として活用されています。
現在は8編成48両が在籍し、九州新幹線博多~鹿児島中
央間で運用されています。
「編成表」
九州新幹線で運用されています。
U005編成は熊本地震により被災し、廃車となっていま
す。
0番台
1 U001
2 U002
3 U003
4 U004
5 U005 熊本地震当該 2018年6月廃車
6 U006
1000番台
1007 U007
1009 U009
2000番台
2008 U008
これで終わります
ありがとうございました。
(履歴情報)
2024.5.3 ブログ公開