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続いてはKTR700・800系の紹介になります。

 

下記は車両配置表です。

 

「KTR700・800形」

 

宮津線の普通列車用で、

北近畿タンゴ鉄道 宮津線開業時に12両が導入されました。

 

700系はトイレ付で、800系はトイレ設備がないタイプで

すが、車体や性能は同一です。

 

車体は全体的に丸み帯びた形状となり、前面ガラスが

カーブドガラスとし、

車体長は20mと大型となり、ディーゼルエンジンも

330Psと強力になりました。

 

客室は転換クロスシート、2+2列の配置で、

0系新幹線発生品を流用しています。

 

車体は以前タンゴブルー(水色)に宮福線でおなじみの

千歳緑に鳶赤色の帯を巻いたデザインで統一されていま

したが、

現在は車体のリニューアルにより、多彩なデザインに変

化しています。

 

「カラーバリエーション」

 

KTR700・800形はリニューアルにより、デザインが

異なります。

 

 「丹後ゆめ列車1」

 

「乗ってみたくなるKTRトレイン デザイン」で

最優秀賞作品をラッピング車に取り入れたもので、

701号がこのデザインです。

 

 「丹後ゆめ列車2」

 

「丹後ゆめ列車」の第2弾で709号車をラッピング車に

変更し、座席をロングシートとし、

お座敷列車としての運行に考慮されていました。

 

2021年に「サイクルトレイン」に再改造されてこの

デザインは消滅しました。

 

 

 「あかまつ」

 

2013年に登場した観光型列車で、天橋立~西舞鶴間

で運行されており、

予約制で、乗車券のほかに乗車整理券が必要です。

 

車内は木目調で、カウンター席やボックスシート・

ソファー席やベンチシートがあり、

ドリンク類やお土産などの販売も行われています。

 

当初はあおまつとペアーで運行されていましたが、

のちにコミューター車両との運行となり、

2013年11月からは毎日の運行でしたが、今は日にちをき

めて運行されるようになっています。

 

 

 

「あおまつ」

 

「あかまつ」とともに登場した観光型列車で、

当初は宮福線専用でしたが、現在は宮津線で運行されて

います。

事前予約不要で普通乗車券のみで気軽に乗車できる観光

列車です。

 

車内は木目調で、4人掛けと2人掛けのボックスシートと

ソファー席・カウンター席があり、規模の異なる

車内カウンターがあります。

 

当初は「あかまつ」とペアーで運行され、2013年11月

から単独運用となり、

2022年10月から宮津線での運行となりました。

 

2023年3月改正で、普通列車扱いとなり、

「あおまつ」という種別は事実上消えております。

 

 

「くろまつ」

 

2014年5月に登場した観光型列車で、

「動くダイニングルーム」をテーマに、

沿線で採れた食材をふんだんに使った料理が

提供されます。

 

車内は木目調で、4人掛けと2人掛けボックスシート

です。

 

乗車は予約制で、料金はコースにより異なります。

運行日は金・土・日曜日と祝日です。

 

2024年4月のコース↓

 

「モーニングコース」

福知山~天橋立間

料金 6500円(税込)

 

「ランチコース」

天橋立~西舞鶴間

料金 14500円(税込)

 

「スイーツコース」

天橋立~西舞鶴間

料金 5000円

 

803号           703号

706号

 

 

 

 

 

 

 

 

 「コミューター車両」

 

観光列車に近いデザインを持つ一般車両で、

車内は一般車両と同じく転換クロスシートで、

内装に木目調を取り入れています。

 

803号と703号は座席シートデザインが茶色で、

706号は青に変更されています。

また座席は模様入りで、前後で異なるのも特徴です。

 

また前面のロゴにも違いがあり、803号・703号は

「KTR」に対し、706号は「丹鉄」となっています。

 

車体色から別名「しろまつ」とも呼ばれています。

703・706・803号がこのデザインです。

 

 

「タンゴブルー新塗装車」

 

2013年からもリニューアル車はタンゴブルーのデザイン

を生かしつつ、水色がやや濃くなり、

下部に濃いブルー色の帯が入るなど、デザインが一新

されました。

 

内装も更新されています。

 

現在は705号のみがこのデザインです。

 

 

「海の京都トレイン」

 

2022年に登場したラッピング車で、

KTR801号をリニューアルしたものです。

 

車体色はMF100系「海の京都トレイン」と異なりますが、

車内は座席デザイン内装は一部を除き同じです。

 

前はタンゴブルー新塗装カラーでした。

 

「サイクルトレイン」

 

2021年に「丹後ゆめ列車2」であった709号を再改造

して登場しました。

 

車体色は黄色を基調に、窓周りが黒色で、

ロゴの色はオレンジとなっています。

 

1日1往復に豊岡~西舞鶴間で一部の列車と駅を限定

して運行され、

普通列車としても運行されています。

 

 

 

「タンゴエクスプローラー オマージュ列車」

 

定期運行を終了したあとも鉄道ファンや沿線から

タンゴエクスプローラーの走る姿を見たいとの要望

を受け、

KTR802号をリニューアルして、車体色もシルバー

メタリックに千歳緑と鳶赤色の帯を再現し、

座席は一部にタンゴエクスプローラー第1編成のもの

を流用しました。

 

約2年間の予定です。

 

「サンガFCラッピング車」

 

京都のサッカー団体であるサンガFCとのコラボで

沿線の活性化を担う列車で、704号にラッピング

され、2024年12月より運用されています。

 

「みやづ号」

「丹後ゆめ列車1」であった701号にデザインし、

国鉄・JR時代に走っていた、急行列車の姿にした

ものです。

 

「車両配置表」

 

宮津線の普通列車や宮福線で運行されています。

 

かつてはJR西日本の城崎温泉へ乗り入れもありました

が、1999年に廃止されました。

 

また一時期は普通列車でもアテンダントが乗車してい

ました。

現在はあかまつ・あおまつ・くろまつのみです。

 

KTR700形

 

701 丹後ゆめ列車1

702 あかまつ

703 コミューター車両

704 タンゴブルー

705 タンゴブルー

706 コミューター車両

707 くろまつ

708 あおまつ

709 サイクルトレイン

 

KTR800形

 

801 海の京都トレイン

802 タンゴエクスプローラーオマージュ列車

803 コミューター車両

 

これで終わります。

ありがとうございました。