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今回はJR九州883系の編成表になります。

 

「883系」

 

日豊本線の特急をスピードアップかつ時間短縮

にため、

1994年から1997年にかけて、8編成56両が

導入されました。

JR九州では初の振り子式車両となり、交流電車

として初の振り子式電車となりました。

 

車体は軽量ステンレス製で、「昆虫のよう」

「ロボットのよう」とも形容される前頭部は

イタリアのデザイナーが、デザインしたトラック

を参考にしており、

 

前頭部はブルーメタリックに塗装されています。

また前面デザインは製造時期によって細部が

異なっていました。

 

前頭部には別パーツのパネルが装着していて、この

前面パネルは取替可能な構造としています。

 

また側面にはフェンダーミラーはタンクのような部品

が遊び心の一環として取り付けられましたが、

今は撤去されています。

 

前照灯は1次車がが5カ所で、2次車以降は4か所に変わ

っています。

 

車内は一つの街と見立て、2・4号車のコモンスペース

は「公園」、デッキは「人が集まる広場」と位置付け

られています。

また787系とは異なり、短距離を走行することから、

ビュッフェは設置していませんが、これでは乗客が立ち

まわる場所がないため、その代わりにフリースペース

や3号車にクルーズスペースがあり、

クルーズスペースには、簡易なビュッフェにもなる造り

になっていて、

2号車にあるマルチスペースは、設置されているカーテン

を閉めると個室化も可能です。

また奇数号車にトイレで、1号車のトイレはバリアフリー

対応で、スペースが広くとられてあります。

またBGM装置も備えて、コモン室・グリーン車・トイレ

ではBGMが流れます。

 

普通車はカラフルな空間で、床はモザイク模様の赤など

の4色のカーペットが敷いてあり、これは各号車で異なり、

荷柵はグレーとなっています。

また1号車は車いす対応の座席が2席分用意されています。

 

グリーン車の内容は普通車と同じで、座席は2+1列で、

運転席後ろにパノラマキャビンがあり、木製のベンチや

引き出し式のテーブルがあります。

3次車から書棚が設置され、木材の色調が変更されてい

ます。

 

2005年からリニューアルがなされ、車体は

全面インディアンブルーメタリックとなり、

前面のパネルも一部の編成で取り外されたものも

あります。

また前照灯はリニューアル時に、HIⅮに変更されました

が、後にシールドビームに戻されています。

 

またこれまでは4次車は5両編成でしたが、

4次車は新たに製造した中間車を連結して、7両編成と

なり、全車7両編成に統一されました。

 

 

車内は普通車・グリーン車ともカラフルな室内から、

シックなデザインになり、

床の4色のカーペットは白木にフローリングに変更

されました。

荷棚などもグレーからスーパーホワイト系に変更され

ました。

しかし、窓のサイズを変更しなかったため、座席間隔

が広い席や窓なしの席もあります。

 

現在は特急「ソニック」として運用されています。

 

「編成表」編成番号 AO1~8

 

1  1次車

2   〃

3  2次車

4  3次車

5   〃

6  4次車

7   〃

8   〃

 

これで終わります。

ありがとうございました。

 

(履歴情報)

 

2023.9.18 ページ公開