いつもブログを楽しみにしていただきありがとうございます。

 

今回から鉄道車両の紹介を再開です。

 

今回は蒸気機関車(SL)について紹介します。

 

 

「蒸気機関車とは?」

 

蒸気機関車の基本的な仕組みは、石炭を燃やしてボイラーの水を蒸気に変え

その蒸気をシリンダーに送り、ピストンを動かします。

 

ピストンの動きは、回転運動に変えられて動輪を回わして機関車を動かします。

 

蒸気機関車には、2タイプ存在し、

 

石炭車を連結した「テンダー式」と、水タンク付きの「タンク式」

とあり、テンダー式は大型で、タンク式では小型なのが特徴です。

 

日本の100年の間に主力として、活躍していました。

最初はタンク式がほとんどで、イギリス・ドイツ・アメリカから輸入した

機関車がほとんどでしたが、その後国産の機関車がつくられるようになり、

さらにその後鉄道網が伸び、これに合わせて、速度向上・列車重量

の増加に対応して大型化が進み、

 

さらに蒸気機関車の性能はボイラの作る蒸気の圧力や、動輪の数・火室の大きさ

などで左右するので、従って走行距離を伸ばすためには石炭と水を多く搭載する

必要があるため、石炭車を連結したテンダー式が主流となっていきました。

 

1872~1950年代までは、蒸気機関車が主役でしたが、その後電化や非電化

区間にディーゼル動力が発達すると、蒸気機関車は次第に姿を消していきました。

 

ただ今でも蒸気機関車に出会える所が1972年にオープンした、京都の梅小路蒸気機関車館(後の京都鉄道博物館)や、静岡県の大井川鉄道・東武鉄道・真岡鐵道・SLやまぐち号などが、今でも復活・本線運転をしていて、その姿を目の当たりにできます。

 

今では産業遺産として、とらえられるけーすも多いです。

 

お次は蒸気機関車のチームメンバーです。