いつもブログを楽しみにしていただきありがとうございます。

 

今回は加悦鉄道資料館について紹介します。

 

「加悦鉄道資料館」

 

 

加悦鉄道資料館は元加悦駅舎を使用した資料館になります。

 

1926~1985年までの資料や車両を展示し、後世に伝えていく拠点

として、そして観光情報発信場所として機能しています。

 

2022年4月にリニューアルオープンし、多くの来場者でにぎわっています。

 

「加悦鉄道加悦駅舎」

 

加悦駅舎は1926年に建築されました。

当時最新の瓦屋根など備えた洋風建築で、その姿は新しい街を象徴する

建物として異彩を放ったことと思われます。

 

建物の設計者は馬場勝弥とされていますが、確かではありません。

建築施行は福井県小浜市の田辺藤七に発注しています。

この方は他に丹後三河内・丹後四辻駅や旧加悦庁舎の建築施行にも

携われています。

 

駅舎は加悦鉄道廃線後に、加悦SL広場の観光案内所として使用。

平成8年に町指定文化財となり、平成13年に曳家移転と修理が行なわれ、

今は加悦鉄道資料館として、貴重な加悦鉄道資料と4車両を展示し

訪れる方々に加悦鉄道の足跡を伝えています。

 

「館内」

 

待合室

 

かつての待合室を再現し、開業当時の運賃表や

振り子時計など、印象に残るのが多くあります。

 

しかも!ともに実物です。

 

出札口には加悦鉄道グッズを多数販売しています。

 

また窓寄りには、かつて加悦鉄道で走っていたキハ08形

の座席を使用した休憩スペースがあり、

ここにいると、まるで列車に乗った気分が味わえます。

 

 

出札口では、レアーなグッズを販売!

 

キハ08の座席を使用した休憩スペース。

展示車両を見ながらちょっと一息。

加悦鉄道の作品も展示されています。

コンパクトな作品展!

 

第一展示室

 

 

この展示室では、閉塞機を動態保存し、実際に音を奏でること

ができます。

 

かつて駅長さんが、列車を安全に通行させるために使っていたも

ので、この体験ができるのもここだけです。

 

また制服の試着サービスもあります。

記念撮影にいかがですか?

 

※下部でも紹介しています。

 

 

 

第二展示室

 

加悦鉄道の歴史や車両の紹介、車両部品や許可証・各種灯火類・

信号機・事務器など貴重な展示物を多数展示しています。

 

いろいろな汽笛が聞くことができる装置もあります。

 

↑現在のベンチ。

↑以前はメーカーズプレートが置かれていました。

 

レール展示室

 

リニューアルオープンで加わった展示室で、

加悦SL広場から移転したレールを30数点展示しています。

 

地味ですが、さまざまな輸入レールなど貴重な物ばかりです。

日本の鉄道博物館でここまでレールが展示されているのは

ここだけです。

 

また保線道具も多数展示しています。

 

 

「加悦鉄道の紹介パネル」

 

加悦鉄道資料館内には、加悦鉄道などにちなんだ

豆知識の学べる、パネルがあります。

 

丹後大震災についても紹介しています。

 

 

トイレ・洗面所

 

トイレは第二展示室・レール展示室の奥にあり、男女別と

車いす用多機能トイレを完備。

 

手前に捧げられているのは、地域の名産品

丹後ちりめんののれん。

 

「試着してみませんか?」

 

リニューアルオープンとともに始めたサービスです。

 

(写真左)は加悦鉄道保存会が使っている制服。

(写真右)は国鉄の制服

 

なんと!国鉄の制服が試着できます。

 

 

 

アンケートよろしくお願いいたします!

 

加悦鉄道資料館をよりよくするため。来館者の方に

アンケート提出をお願いしています。

 

アンケートにお答えしていただくと、もれなく!

 

「地域間急行貨物列車の車票」(写真左下)「加悦駅時代の加悦SL広場のパンフレット」(写真右下)をプレゼント!