嵯峨野観光鉄道(さがのかんこうてつどう)とは、西日本旅客鉄道の完全子会社で、嵯峨野観光線を運営している企業です。
「概要」
1989年に山陰線電化と複線化のため、新線に切り替えられて廃止された旧線を、観光線用鉄道として活用するため、
1990年に設立された企業、1991年にトロッコ嵯峨~トロッコ亀岡間で開業しました。
2003年にはトロッコ嵯峨駅に隣接され、科学技術や芸術を展示する、19世紀ホールがオープンしました。
2011年にはジオラマ・京都・JAPANが19世紀ホールの横にオープンし、さらに魅力が増えています。
「車両」
ⅮE10形
JR西日本から譲り受けた機関車で、1104号機が在籍しています。
ほかにJR西日本梅小路運転区に所属する、1156号機が予備機として待機しています。
SK100形
普通車として使われる客車で、JR西日本のトキ25000形を改造したものです。
当初は1号と2号が窓なし、11号が窓ありでしたが、今は両車ともリニューアルで窓付きとなり、差がなくなりました。
SK200形
普通車ならびに制御車として使われる車両、SK100形と同じくトキ25000形から改造で、当初は窓なし
でしたが、今は窓付きにリニューアルされました。
SK300形
オープンデッキ付きの「ザ・リッチ」と呼ばれる特別車で、唯一開業後に誕生した増備車です。
元はトキ25000形です。