DB202とは、宮津海陸運輸が1991年に、親会社である日本冶金工業の川崎工場より購入した機関車です。
「概要」
DB202は1963年、日本冶金工業川崎工場が日立製作所で発注し製造された、車軸が2つのロッド式Ⅼ型ディーゼル機関車です。
1984年まで神奈川臨海鉄道・日本冶金工業川崎工場側線で活躍していました。
1991年、カヤ(現宮津海陸運輸)が加悦SL広場の展示車両入れ替え用として、購入しました。
日本冶金工業所有だった車両ですが、加悦鉄道では走ったことも使われたこともないです。
「主要諸元」
製造年 1963年
車体長 5.7m
自重 15t
機関 いすゞDHー100形(ディーゼル)
変速機 CBF100型トルクコンバーター(液体式)
「運転席」
同車は加悦SL広場の動態車輛では、唯一の(トルコン)液体変速式です。
運転席は入れ替え運転に便利なように線路と横向きに座るようになっています。
「加悦SL広場での活躍」
加悦SL広場(加悦駅時代)にて、展示車両の入れ替えで活躍。
広場移転後も入れ替えで活躍し、DB201などが故障などで、動かせない時は、ピンチヒッターとしても
活躍しました。
2019年にエンジンの深刻な油漏れが起こり、始動不能となってしまいました。
容態はわかりません!