東京急行電鉄デハ3150形とは、かつて東急東横線で走っていた電車です。
ここでは加悦鉄道に入線後を紹介します。
「概要」
元の前身は東急東横線開通頃に誕生のデハ100型104号で、加悦鉄道入線は1969年です。
加悦鉄道では、ラッシュ時の客車として使用しましたが、キハ083が稼動したため、
2年余りの短期で休車となりました。
休車後は加悦機関区で倉庫で使用され、加悦SL広場開設後は休憩車となりました。
車体が数センチ幅が広くなっています。
加悦SL広場移転後はカフェトレイン蒸気店となり、2018年9月まで営業していました。
「主要諸元」
製造年 1925年12月
車体長 16m
自重 25.3t
定員 130人 (内座席56人)
「車体」
車体はグリーン色だったようで、加悦鉄道入線に先立ち、改造された点はステップ取り付けのみで、
姿は電車時代とあまり変わらなかったようです。
車体の16mは、当時の加悦鉄道車両としては大型でした。
「加悦鉄道での活躍とその後」
加悦鉄道では、客車として使われ、DB201に牽引されて運用されていました。
当時の加悦鉄道車両としてはもっとも大型で、引っ張るDB201が少し頼りなさげに見えました。
しかしキハ083が入線すると、1972年に休車となり、機関区の倉庫として使われ、加悦SL広場開設後に急傾斜となり、外板の大半が剥がされていました。
1996年の広場移転後に、さらに改造され、剝がされた外板を全面的に張り替えた結果、原型とは似ても似つかな形態となり、カフェトレイン蒸気店となりました。
ただ台車は変わりません。
加悦SL広場閉園後はわかりませんので、わかり次第お伝えします。