長野電鉄3号機関車とは、長野電鉄の前身である河東鉄道が開業時に導入した、蒸気機関車です。
「概要」
加悦鉄道4号は1921年に河東(かとう)鉄道が新製したCタンク機関車3両うち、3号機がルーツで、1934年に加悦に来ました。
加悦鉄道には1・2・3号がおり、この番号に続く形で、4号とされました。
国鉄1250形蒸気機関車とよく似ています。
加悦では旅客やちりめん輸送に使われ、戦時中はニッケル鉱輸送に使用されていました。
1940年、鉱石輸送に先立ち、空気ブレーキが取り付けられ、姿をガラリと変えています。
上の写真で、左が空気ブレーキ取り付け後、右は取り付け前です。
戦後は旅客に使用、日本冶金工業大江山製造所再開後は、入れ替えと貨物牽引に使われ、
1967年に休車となりました。
休車の理由は、煙突と火室内が腐食していたためでした。
「主要諸元」
製造年 1921年4月
車体長 7.7m
自重 27.7t
ボイラー圧力 11kg
「加悦SL広場閉園後」
まだ詳しいことはわかりませんので、わかり次第お伝えします。