宮津海陸運輸様では、加悦鉄道の車両の保存価値を認めて保存をされてきましたが、この事業は民間企業にとっては、手間がかかるうえに収益が上がりにくい傾向にあります。

そんな宮津海陸運輸様の取り組みに、数名の鉄道ファンの有志達が「鉄道ファンとして手伝うことがないのか?」と1996年に加悦SL広場友の会を結成します。

 

当初は加悦SL広場で、展示車両の紹介やお手伝いといったものでした。

 

2003年に加悦鉄道保存会と改称し、作業内容は車両の整備や補修にも携わるようになり、そんな活動の結果、2004年に加悦鉄道オリジナル気動車「キハ101」の動態復元に成功し、

当時を知る方地域の方から、「懐かしい~」などと声が聞かれたそうです。

2007年、加悦鉄道保存会は特定非営利活動法人NPO法人の承認を頂きました。

 

加悦鉄道保存会では、旧加悦鉄道加悦駅舎の維持管理を加悦町「現与謝野町」より受託し、管理者として活動しているほか、京都丹後鉄道与謝野駅内にある、丹後山田駅資料館の運営もしています。

2014年にはこれまでの活動に対し「地域力再生団体」として、京都府知事より表彰されました。

 

現在の会員は最年少が高校生から80代の方までと、幅広い会員数は53人です。

職業は鉄道会社や大工・医者・トラック運転手・建設業・行政・電気屋・議員・宿泊施設

教師など様々です。

加悦SL広場は閉園になりましたが、加悦鉄道保存会は関係者として活動しています。

なお引き続き加悦鉄道保存会をご支援・ご協力・応援よろしくお願いします!