こちらの記事の続きです。「私が考える作戦はこうです。
まず、今夜にでも、ご主人の車にGPSを取り付けに行きます。
犬を飼っていたり、数日中に車検に出す予定はありますか？」
「どちらもないです。」
「良かったです。
犬を飼っていると僅かな音でも吠えられてしまい様子を見に来られてしまうんですよ。
GPSは素人が覗き込んでもバレないように取り付けますが、車のプロに見られたらさすがに気づかれちゃいますからね。
万が一失敗した時に備えて、早めに取り付けますが、実際に使用するのは 調査依頼日の7月10日のみとさせていただきます。
調査当日はご主人の仕事が終わる数時間前から会社の駐車場に張り込みさせて頂いて、ご主人が車に乗り込んだところから尾行を開始します。
その後、ご主人がどこへ向かうのかわかりませんが、ご主人が自宅へ帰ったところで調査終了とさせていただきます。
それから約1週間後に報告書を提出させていただきます。
.......１回きりの調査ですと、たまたまご主人がまっすぐ帰宅してしまったら調査費用を捨てるようなものですし、仮に証拠が取れたとしても、ラブホテル等に入らない限りは、裁判で戦うには弱いです。」
「あの........
無料弁護士相談に行った時も裁判の話が出てきましたし、ネットで調べると大体裁判に結びつきますが、絶対に裁判やらないといけないんですか?」
「いや、そんな事はないです。
ネットで不倫について調べると弁護士の方が自分の仕事に結びつけるために作ったホームページが多く、それらが検索エンジン上位に上がってくるので不倫解決＝裁判や弁護士ありきに.......感じてしまいますが、
私は示談をおすすめします。」
「示談？！
」
」「ネットで見かける慰謝料って大体が100万円とか......良くても300万円ですよね？
しかも、あなたみたいに不倫期間が短い方は、さらに低い金額の慰謝料で判決が出るでしょう。
でも、示談であれば、
言い値です！
500万円でも1000万円でも有り得ます！」
「全くそんな考えはなかったです」
」「なので、示談であれば、
証拠はたとえひとつでも、相手やご主人との交渉次第でいくらでも慰謝料請求できる可能性があります。」
私は、気持ちがパァっと晴れた
旦那が不倫を自ら告白してきて、その態度や具体性からもほぼ確実。
ほぼ確実なのに数百万円というお金を使って探偵に調査を依頼して、裁判に使える証拠を掴むのは馬鹿げてると思ってた。
それでも、
私は不倫女のＳから直接話を聞いてからじゃないと、その後の決断はしたくない。
そうすると、1回の調査で女の情報を掴んで、
女とコンタクトをとって、示談に持ち込めば、
素晴らしく効率的ではないか
