暑かった今年の夏。
バス釣りしかやらない私ですが、K先輩から電話が入り、
神奈川県箱根の芦ノ湖でレイクトローリングでのヒメマス釣りのお誘い。

トラウト釣りも楽しそうだな、って感じで
7月17日・18日に芦ノ湖に行ってきました。
釣りだけじゃなく、キャンプ場でヴィラを
予約しているというのにもワクワクでした!

行く直前に先輩から
「トローリングで使う●●●っていう仕掛けを作っておいて」
と注文が入り、パーツ状態のものを組み合わせて、
現地に持っていきました。
結構、細かい作業なので、現地では出来ませんね。



スピナーブレードを連結させて使うんですね。
名前は忘れました。
これだけじゃなくてトローリングって仕掛けが多いんですよね。

早朝に芦ノ湖の桃源台のボート屋さんに到着。
暑い日が続いていることもあって、釣果はよくないとのこと。
まあ、いいや、釣りが終われば、ヴィラで飲めるからw
そうは言っても山上湖だけあって、ひんやりとした空気は
気持ちいいね。

 

 

 



出船は朝5時。
湖面には幻想的な空気が漂う。
でも、もやが晴れるとピーカンの予感。
暑くなりそう。周囲の景色がはっきりと見えてくる。
形のいい山だと思っていたら、富士山でしたw

 

 

しばらく、船を走らせると岸に近いところで、
大型の魚のボイルがいたるところで発生しているのが分かる。
トローリングではそれぞれ探る深度を変えて、
船の両側に合計4本のロッドを出します。
仕掛けの抵抗が大きいので、タックルもごついんですね。

 



ロッドはアメリカの「ブローニング」社製。
有名な拳銃「ブローニングハイパワー」や
今も現用の重機関銃である「ブローニングM2」を作っている会社ですが、
30年くらい前までは釣り竿も作っていたんですよね。

 

 



時間だけが過ぎるていく・・・アタリが・・・無いよ。
待望のヒット!50mとか70m出した糸を巻き上げる。結構面倒。
掛かりが浅いのか船べりでバレる。
食いが浅いのか、それともヒメマスの口が柔らかいのかね。
仕掛けもルアーを躍らせるために抵抗が大きいことも一因なんだろうね。
なんだかんだしてるうちに、忍び寄ってくる睡魔・・・
船でひっくり返って寝てたら、身体がヒリヒリ。
まあ、日焼けですね。もう大変なことになりました。

13時に釣りを終えて、
「芦ノ湖キャンプ村・レイクサイドヴィラ」へチェックイン。
木立の中に建てられたヴィラは真夏でも涼しく、過ごしやすかったです。
室内はとてもお洒落。これは人気がありますよね。



荷物を持ち込み、夕食の支度。
ここのヴィラにはフォーク・食器・鍋・まな板にいたるまで
全て揃っていました。
食材だけ持っていけばいいので、とても楽です。

 

 

みなさん、カウンターの周囲に集まり、
思い思いに好きな酒を飲み始める。
みんなで飲む酒は美味い!
スパークリングワインなんかを開ければ、
気分はハッピーだしw

この日の夕食はプロレベルの方におまかせ。
手際良く準備を進めていくのを、そばで拝見させていただく。
ウーン、ひじょうに参考になりました。

 


釣れた4本のヒメマス。食べた記憶が無いんだよね・・・
酔っぱらっていたしねw



筋切りした牛肉をさらに柔らかくするために
キュウイフルーツをのせてしばらく放置
特に筋を柔らかくするのに効果的とのこと。
勉強になりました。



見た目からお洒落なサラダ。
ドレッシングには黒酢・粒マスタード・オリーブオイルに
ハチミツを加える
っていうところが流石です!

 

 

 

私は邪魔にならないように「牛モツを使ったトリッパー」を作りました。

 

 

 

 



夕刻、バルコニーで肉を焼く。
やはり格別です!

 

 

 

釣果の方ですが、
1日目はボート2艇でヒメマス4本とパッとしなかったんですが、
2日目はヒメマスだけでなく、
70センチと55センチのレインボートラウト(ニジマス)が釣れたそうです。
写真の70センチのレインボーは今年のレイクレコードみたいです。

 



写真のようにキレイな魚体です!
レッドコアのラインを流してスプーンにヒットしたとのこと。
※私は用があったので、2日目は釣りをせず、帰京しちゃいました。

K先輩、今回も楽しいひとときをありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。



このルアーでK先輩は55センチのレインボーを釣ったそうです。
名前は「ヘリン・フラットフィッシュ」
ずいぶん前に絶版になっており、
今風のリアルさは全然ありませんが、
アクションはホントにナチュラルそのもの。
正真正銘の実力派ルアーです。

“夜は静かにしなくてはいけない”というのがキャンプ場でのマナーですが、
行ってみると、それはよく実感できるものです。

深夜3時頃、外からの話し声がうるさくて、目が覚めたんですが、
近くでしゃべっているように聞こえたので、
お隣さんかな、と思っていたら、30mくらい離れたヴィラのバルコニーで
酔った若い人たちが夜通しでそこで話しをしていました。
静かだから声がメチャメチャ通るんですよね。

“静かなところだからこそ、静かにしなくてはいけない”
私達も気を付けなくてはいけませんね。