今年もクリスマスが終わってしまいました。
この1年も残すところ、あとわずか・・・
次の週末は大掃除・・・
年末と言うのに、雪も降らずにあったかい日が
続いています。

毎年のことですが、クリスマス用に恒例の
ビーフシチューを作りました。
作るにあたって、必ず食べる日の前日には作って
一晩寝かせるようにしています。
香味野菜をたっぷり使うので、
寝かせると、トゲトゲしさが、無くなるんですよね!
でも、そうすると、作りだすのは、夜になってしまうので、
深夜遅くまでかかってしまいます。
でも、みんなの笑顔が見られれば、それでいいよね!

今回は玉ねぎを9個使いました。
まずは、玉ねぎの皮をむき・・・

玉ねぎを炒める間に
鍋に水をはり、玉ねぎの皮・セロリの葉・
ニンジンの皮・マッシュルームの石突き・
ニンニク・ローレルを弱火で2時間煮る。
「ベジブロス」というそうだ。

2時間炒めた玉ねぎ
こんなに小さくなってしまう。
ジャムのような甘さが凝縮されている。

2時間煮たベジブロスをザルで濾す。
こんなに色が出ます。

牛のすね肉にコショウをふって、ニンニクと一緒に炒める。

ベジブロスに水をたし、炒めた牛のすね肉を入れて煮る。
このとき、炒めておいた玉ねぎと赤ワインも加えて、
2時間煮る。

2時間後・・・味見をしてみる・・・
この段階で「オニオングラタンスープ」の味がする。
取り皿に塩・コショウを加えて、食べてみる・・・
ヤバイ、一品出来てた。
少し取り分けておけば、よかったと後悔(涙)

ニンジン・マッシュルーム・セロリを入れて、30分煮る。

さらに市販のルーを加えて30分煮る。
今回は3種類混ぜてみた。
複数を混ぜるとなぜか美味しくなる。
市販のルーを使えば、塩分の強さ加減で
失敗することはありません。

これで完成!出来上がりまでには、
下準備から始まって6時半。
室温に冷めたら、冷蔵庫に入れて、一晩寝かす。
ここまでくると、翌日が楽しみです!

ひとりずつ、器に盛り付けるときには、
皮をむき、レンジで5分チンした
ジャガイモを添えてみました。
ジャガイモは煮込むと崩れて、
ルーがザラつくので、
後から添えるのが私の好みです!

また、シチューを盛り付けたら器ごと、
1・2分、オーブンに入れて焼くと、
ほんの少し表面に焦げ目が付いて、
一層美味しくなります!


というわけで、今回のポイント

1. 捨てるはずの野菜の皮や葉でベジブロスを作る。
2. 玉ねぎを2時間炒める。
3. 赤ワインは必ず、安物でいいので、フルボディ
  の辛口を使う。
4. 一晩必ず寝かせる。


テクニックは不要です。
全て時間が解決してくれる料理です。

※よろしかったら、作り方の詳細は
 「094 ビーフシチュー(牛肉の赤ワイン煮)を作ろう!」
 もご参照ください。