これはマッドなのか、
それともクレイジーなのか?

映画が始まると同時に、ヴァイオレンスの濁流に飲み込まれ、

最後まで勢いは止まらず。

映画の路線からすると、「MAD  MAX 2」の流れを

汲んでいるんだろうね。

2時間もの間、ひたすら、変人奇人のオンパレード!

いやー、よく考えたね、こんなキャラクター!

って感じの人ばかりが、スクリーンを埋め尽くしています。

日本だったら、絶対に映像化できないような人がたくさん!

でも、どこかで見たことがあるような・・・

「北斗の拳」「ワンピース」・・・

いや、これのマネをしたのではなく、

MAD  MAXがこれらの作品に影響を与えているんですよね!

「この映像をとことん見やがれ!」

と監督のジョージ・ミラーが吠えるがごとく、

セリフは異常に少なく、ストーリーも単純明快。

映像が全て!

10
年前から企画していたにもかかわらず、

オーストラリアの物価高騰で撮影に入ることが出来なかった

うっぷんをはらすが如く、全てのエネルギーを

映像にぶつけているようです!

ちなみに、撮影予定だったオーストラリアの砂漠地帯が、

近年の大雨で、緑地になってしまったので、

ロケ地もアフリカのナミビア砂漠に変更になったそうです。

へー、意外と短時間で砂漠って緑化できるのね!

あと、オススメなのが、この映画のパンフレット!

登場人物だけでなく、登場する改造車もたっぷりと

ビジュアルで紹介されています。

また、後半には往年のファンが喜ぶ記事も満載です!

カラーページとモノクロページの使い分けも秀逸で、

とてもメリハリがあるので、

ボリュームの割に読みやすいものとなっています。

製本もひじょうに丁寧で、

手にとって見やすくなっています。

こだわっていますね!

最近はパンフを買う人も少なくなっていますが、

これで900円は絶対にオススメです!

劇場は満席とはいいませんが、

ずいぶん多くの人で埋まっていました。

絶対に教育的には好ましい映画ではありませんwww

でも、R指定じゃないよね?