逆ギレじじい | 諜報部員ありむたのDrive a Go Go

逆ギレじじい

車いすを自分で操作して処置室に入ってきたジジイ。

(ムカついているからのっけからジジイと言わせてもらう)


「すまんが、マスクを一つ恵んでくれんか。」と言う。

私は他の仕事をしていて、他のスタッフが対応しているのを横で聞いていた。


でもそのジジイ、顎にマスクがかかっているじゃん。

他スタッフ(以下ス):「え?あの・・顎にマスクありますよねぇ・・。」

ジジイ(以下ジ):「これは午前中のヤツ。」


病院のマスクは、基本的に欲しい人にタダであげるものではない。

欲しい人全てにあげていたらマスクなくなっちゃうし、コストの問題が出る。

この人だけ特別・・ってことはできない。


ス:「マスクは一日同じものを使ってもらったらよいですよ。必要でしたら売店などで

ご自分で買っていただけますか?」←こんな事をもっと丁寧に話していた。


そしたらジジイしばらくそのまま黙ってうつむく。

ス:「どうされましたか?」

ジ:「・・・わしはもう死ぬ。・・葬式や・・・。はい、どうも。」

と、言って、また車いすを自分で動かして出て行った。

ス:「何???????」

対応したスタッフは何のことやらちっともわからない様子だったが

傍らで聞いていた私はマスクをもらえなかった事に逆ギレしたようにしか見えなかった。


へぇ~、マスクもらえなかったくらいで死ぬんか?むかっ

死ぬんだったら勝手にどこででも死ねやむかっクソジジイ!!