先日、夫の実家に行った時、
チラッとこんな話が出た。
姑と同居
結論から言えば、
同居しないですけどね。
なんで同居話が出たかといえば、
姑は毎日忙しい(らしい)から。
腰が痛いとか言ってた。
でもこれは何十年も前からで、
そのために熱心にジム通いもしている。
夫の弟は独身で一人暮らしをしているけど、1週間の中で、仕事の都合で実家に半分・一人暮らしマンションに半分という生活スタイル。
……弟と住めばいいのに。
弟の部屋は そのままなんだから。
私達が引っ越したって、弟の部屋はそのままな状態だし、
姑の部屋と、夫が使っていた四畳半は空いてるけど物置化してる。
(物や服を次から次へと買っても、ほとんど捨てない姑)
寝る場所がない。
「同居話」とは言っても、
会話はやはり、『何が』がない。
でも、今回の『何が』は、
『同居』というのが私は察することができた。
姑は、『同居』というワードを避けて話してるようで、
そのワードなしの会話から察してほしいみたい。
しかし、夫は察する事が出来ない。
しばらく当を得ない話が続いた。
姑はワードを出さないまま話し、夫の表情で探っている。
夫は、全く気付いてない。
当を得ない話の中で私が察したのは、
- 毎日いーーっそがしいから、家事をやる暇がない。
(→本当は家事が嫌いだからやりたくない)
- 買い物する時とか腰が痛い
(→買い物に付き合い、荷物を持ってもらいたい)
- 憂鬱な日が多いから、毎日楽しい事がしたい
- 貧乏生活。生活費が足りない
(→夫に養ってほしい)ここが一番重要
全部自分が楽しく過ごし、楽をするためなだけ。
生活面は全て夫が支払い、
足りない分は私のパート代があるし、
自分の年金は自分が楽しむために使いたい。
私達が寝る部屋や、中学生の娘の個室などないが、
空いてる所は何も使ってない所という考え方をする姑は、
『私達の部屋』というワードが出たとしたら、
「リビングに寝ればいい」
「お兄ちゃんの部屋を片して娘ちゃんの部屋にすればいい」
と、言うだろう。
※片すのは私達だろうね
リビングには、使わない洗濯機・使えないブラウン管テレビ・巨大なソファーと食卓テーブル・姑の運動器具たちで足元は埋まっている。
ソファーや床の隙間に寝れば、とか言いそう。
姑は捨てられない人で、
自分の部屋の押し入れやタンスは何十年も前からの捨てられない服で開かない 状態。
たぶん、姑も何が入ってるか分からないと思う。
さらに入りきらない服は床に山積みで床が見えない状態。
そこに何やらかにやら、あらたに買った物で溢れている。
その姑の部屋を見た娘が、
「うわっ!」
と声をあげ、しばらく放心していたくらい。
キッチンやリビングなどに置く場所がないから、姑の部屋にノンフライヤー調理器具があって、揚げ物はそこで調理 してるらしい。
廊下は狭いのに、何故か 掃除機数台が並んでいる。
使わなくなった収納ケース10個くらい重ね置きしたものも。
私達が住むところなんてない。
キッチンも 背の高い姑のサイズにしてあるので、背の低い私には高すぎる。
玄関も、生まれてから捨てない夫と弟の靴たち、姑の靴たちで埋まっている。
3LDKのマンションのほとんどは物置状態。
舅が定年した時の退職金は、全てマンションの全面リフォーム代と、車、姑の遊びで消えてしまった。
遺族年金では、姑にはまったく足りない。
お金を使わない日があるなんて、姑にはおぞましい事。
人並みの食事量の半実家生活の弟のために、週一でコストコで爆買いもしている。
それに……………、
借金があることが判明
姑の思うがままにリフォームした残りがあるらしい。
退職金内でおさまらなかったのでしょうね…
遺族年金で、月4万と修繕積立金や駐車場代、水道光熱費など支払わなきゃならないが、
とうてい足りない。
だから、同居というわけだ。
舅が残したものは姑が爆買いとお遊びでほとんど残ってなかったが、
それでも少しあるものは、夫と弟に放棄させた。
姑も生活があるから、それは異論はない。
だけど、放棄したお金は姑が死守し、
支払いは同居して夫と私に支払わせる魂胆だったようだ。
「お兄ちゃんは弟と違って優しいから」
と、誤認識している姑。
夫は簡単に話にのると思っているし、
いつも、しつこくすれば夫は折れるから、そこを無自覚に誘導しているようだった。(いつもそう)
だけど、『夫は察する事が出来ない』ということを、姑は知らない。
だから同居話に「うん」とならなかった。
後から夫に私が説明したら、大激怒。
生まれた時から結婚するまで姑に振り回されてきて、
夫の望みとは逆の育てられ方をされた夫。
「俺は母のオモチャだ」と言っていた。
今は、勝手に夫の転職先を探している姑。
会社まで行って様子を見学しているらしい。
前から年金だけでは足りない姑は、夫に転職してもらって、生活を助けてほしいのだろうけど、
うちも余裕がないのは知ってるから、夫に転職してもらって、自分を助けて貰いたいんだと思う。
私がパートしだしたのも、娘の教育費目的なのを言わなかったら、
遊ぶためのお金作りと、私の暇つぶしくらいに思っていた。
夫の情に訴えて助けて貰いたい作戦
は、
夫は察する事が出来ないということで、作戦不成功に終わった。
が、油断は出来ない。
姑の押しに負けやすいのと、
安易に返事をしてしまうから。
だから、不本意ながら姑からの連絡は全て私に伝えるよう夫には話した。
(面倒くさがってたけど)
散々振り回され、成長しきれてない上に発達障害(疑い)もあって、かき乱され疲労困憊し続けた夫だが、
「母はそこまでしない!」
と、信じてる部分がある。
いや、実際こうだからね?
と言ったけど、信じてる部分と事実に混乱して、ゲームに逃げてる。
逃げても、夫が言いなりになるまでしつこい姑だから、
緊張感ある日々になりそうだ。