和製ポップス

伊東ゆかりさんといえば1960年代から1970年代にかけて和声ポップス歌手の一人として一世を風靡した。伊東ゆかりさんは11歳の1958年に「かたみの十字架」でレコードデビューするが、私はB面で唄われた「クワイ河マーチ」が印象に残っている。とにかく幼少期から進駐軍キャンプで歌っていたという実力ある歌手だった。1967年に発売した「小指の想い出が」が大ヒットした時は20歳だったが、その時には既にシングルが30枚以上発売されていたというから凄い!

1967年9月1日発売

1968年10月10日発売

1969年2月1日発売

伊東ゆかりベスト16

【A面】

①小指の想い出 ②恋のしずく ③知らなかったの ④朝のくちづけ ⑤あの人の足音 ⑥星をみないで ⑦ちいさな恋 ⑧裸足の恋

【B面】

①ロコモーション ②ビー・マイ・ベイビー ③ワン・ボーイ ④恋する瞳 ⑤砂に消えた涙 ⑥夢見る想い ⑦ナポリは恋人 ⑧愛は限りなく

 

このアルバムはA面は伊東ゆかりさんのヒット曲。B面は和製ポップス時代のヒット曲という構成でベスト盤としては私のお気に入りの1枚です。

1963年8月発売

1963年8月ザ・ロネッツが歌った「ビーマイ・ベイビー」は全米2位のヒット曲となり、当時日本でも多くの歌手がカバーをしたが、その中でも伊東ゆかりさんと弘田三枝子さんが歌ったのがヒットした。このシングル盤は当時330円で私としては音楽に興味を持った早い段階で買ったレコードである。

1964年5月発売

イタリアの歌手ミーナが1964年5月に発売。日本では弘田三枝子さんが歌うことを想定した日本語詞が作られヒットした。伊東ゆかりさんやザ・ピーナッツなどもカバーした。このレコードではミーナによる日本語で歌われている。