松本花菜の気楽にクラシック

玉村町「にしきのホール」

昨日は弦楽四重奏を聴きに行ってきました。群馬交響楽団にも在籍しているヴァイオリンの松本花菜さんを中心に同じくヴァイオリンの中條聡子さん。ヴィオラの中村亨さん。チェロの中西圭祐さんの4人。弦楽四重奏を聴く機会は田舎にいてはなかなか無いですね。そういう事でとても楽しみにしていました。

前半

   1.モーツアルト:アイネクライネナハトムジークより第一楽章

   2.ハイドン:弦楽四重奏曲第67番「ひばり」より第一楽章

   3.モーツアルト:弦楽四重奏曲第17番「狩」より第一楽章

   4.シューベルト:弦楽四重奏曲第13番「ロザムンデ」より第二楽章

   5.ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第12番「アメリカ」より第一楽章

後半

           1.斎藤ネコ:100万回生きたねこ

 

「100万回生きたねこ」は1977年に出版された佐野洋子さん作の絵本で、主人公の猫は、ある時は一国の王の猫となり、ある時は船乗りの猫となり、その他、サーカスの手品つかいの猫、どろぼうの猫、ひとりぼっちのお婆さんの猫、小さな女の子の猫…と輪廻転生を繰り返している一匹の猫が、やがて運命の相手と出会ったことで愛や悲しみを知っていく様を描いた物語で通算200万部以上発行されているそうで、斎藤ネコさんの曲を弦楽四重奏の演奏にのせた浅田美知瑠さんのお話がとても心に沁みた。弦楽器の響きはたまらないですね!