みんな去ってしまった
1976年10月25日発売(2作目)
【A面】 【B面】
1.雨が空を捨てる日は 1.冬を待つ季節
2.彼女の生き方 2.夜風の中から
3.トラックに乗せて 3.03時
4.流浪の詩 4.うそつきが好きよ
5.真直な線 5.妬いてる訳じゃないけれど
6.五才の頃 6.忘れられるものならば
ジャケット写真はこのアルバム以降田村仁氏が撮影しているとの事です。田村氏は多くのミュージシャンのレコード・ジャケットを撮影していますが、この何気ないポーズが素敵ですね!
「雨が空を捨てる日は」は研ナオコさんに提供した曲だそうで、このアルバムの中で歌われている「五才の頃」は1978年に桜田淳子さん「うそつきが好きよ」は1977年に日吉ミミさん「流浪の詩」は1977年にちあきなおみさんによってカバーされているそうだ。
五才の頃
思い出してごらん 五才の頃を 涙流していた 五才の頃を
嘆く訳といえば 只のひとつも 思い出せなくとも 涙の味を
思い出してごらん 五才の頃を 風を追いかけてた 五才の頃を
宝物はいつも 掌のなか 居眠りをしながら 掌のなか
思い出してごらん 五才の頃を 手離しで泣いてた 五才の頃を
このアルバムの中で私が一番好きなのは「五才の頃」です。中島みゆきさんが札幌市から岩内町に引っ越したのが5歳であり11歳まで過ごしたそうで五才の頃を回想した歌であるそうだ。