グループ・サウンズ・ラスト

今年の1月15日から家にいる午後のひと時はグループ・サウンズのレコードを中心に聞いて楽しみながら代表的なグループを紹介して来ましたが、ラストはやはりグループ・サウンズの代表的存在だったザ・タイガースを再度紹介したいと思います。

ベスト盤

 

【A面】①僕のマリー ②シーザイド・バウンズ ③星のプリンス ④モナリザの微笑

⑤君だけに愛を ⑥落葉の物語 ⑦銀河のロマンス

【B面】①花の首飾り ②シー・シー・シー ③廃墟の鳩 ④青い鳥 ⑤美しき愛の掟

⑥嘆く ⑦忘れかけた子守歌

グループ・サウンズも1966年のザ・スパイダースとブルーコメッツから始まり大ブームとなったが、1971年1月のザ・タイガースの解散から2月にはザ・スパイダースとザ・テンプターズが解散。更に8月にザ・ワイルド・ワンズ12月にはブルーコメッツが解散しグループ・サウンズのブームは終わった。5年間という実に短いブームだったが後に活躍する多くのミュージシャンを生み出した。

最後に紹介出来なかったが実力があり玄人受けした私の好きだったグループ・サウンズを何組か紹介したいと思います。

ザ・ビーバーズ

私が一番好きだったのがザ・ビーバーズ。後にフラワー・トラベリン・バンドに入ったエレキ・ギターの名手の石間秀樹さん、そして成田賢さん早瀬雅男さんのツィン・ヴォーカル素晴らしいバンドだった。

ザ・モップス

当時としては珍しく男性ファンが多かった。鈴木ヒロミツさんの独特な歌唱や衣装などからサイケデリック・サウンズなどと言われていた。その後各方面で活躍する星勝さんも在籍していた。ゴールデン・カップスと並んで誰しもが認める実力派バンドだった。

ザ・スウィング・ウェスト

歴史が長いバンドで結成当時はロカビリー(ウェスタン?)のバンドとして活躍していたがグループ・サウンズの流行にのりメンバーを再編成。今でも活躍している湯原昌幸さんも在籍していた。「雨のバラード」は代表的な曲になり、湯原昌幸さんがソロで活動していた時にも歌ってヒットをして今でも歌い継がれている。

ザ・タックスマン

このバンドは上手だった・・ハンサム揃いのイケメンバンド?。ベースの上月ジュンさんは後のフラワー・トラベリン・バンドに参加する。

ジ・エドワーズ

ヴォーカルとギターの輿石秀之さんは元寺内タケシとバニーズの一員だった。現在は大石吾郎と改名し俳優として活躍している。

半世紀以上前になってしまったグループサウンズの大ブーム。私はその時代、東京は池上のアパートに住んでいたので時間とお金の許す限り「銀座ACB」「池袋ドラム」「横浜プリンス」へと足を運んだ。良き時代だった。