グループ・サウンズから演歌へ!

1975年9月1日発売

 

オックス時代の真木ひでと(野口ヒデト)さん沢田研二さん、萩原健一さん、渡辺茂樹さんとともに若い女性ファンの間で人気となった一人である。オックスのヴォーカルの時から歌の上手さでは定評があった。1971年オックス解散後ソロ歌手としてデビュー。1975年「全日本歌謡選手権」に挑戦し見事10週を勝ち抜いた。その時に恩師山口洋子氏命名により野口ヒデトから真木ひでとに改名。「夢よもういちど」で演歌歌手として再デビューした。このデビュー曲がソロ歌手として初の大ヒットとなり再ブレイクしオリコン全国チャート9位にランクイン各種優秀新人賞などを受賞した。この「夢よもういちど」を初めて聞いた時、真木ひでとさんは元々演歌歌手としての素養があった人だと思い、早速レコードを買いに行ったのを覚えている。

【A面】①夢よもう一度 ②許してあなた ③むらさきブルース ④冬の花園

⑤夜更けのノック ⑥バラの一枝

【B面】①あなたが憎い ②水のようなあなた ③アモーレ港 ④波止場のマリア

⑤そんなあなたが ⑥サンフランシスコの女

 

2020年にはオックス時代から最新録音まで全111曲を収録した5枚組のCD「陶酔・心酔・ひでと節!」を古希記念として発表したそうだ。大好きだったグループ・サウンズで活躍した人が今でも現役で頑張っているのは嬉しい限りだ。