夜会服Part2

1974年3月25日発売

 

1963年に大ヒットした「こんにちは赤ちゃん」で人気歌手になった梓みちよさんだが、それから11年過ぎこの歌から「自分を解放してくれる歌」を望んでいたという。依頼を受けた作詞家の山上路夫氏は「酒好きの梓らしい、お酒を飲む女性像が一番」と考え、演歌歌手ではない梓みちよさんに酒の歌を歌わせることはためらいもあったものの「新局面を開くには冒険も必要」と割り切り。梓みちよさんも自身も「酒好きの自分にぴったりでうれしかった」とすぐに気に入ったというエピソードがある。作曲は平尾昌晃氏で、テレビ番組やステージで披露される際、1番の歌詞を歌い終えたあと床に胡坐をかきながら歌う姿に「女だてらに胡坐をかいてみたら面白そう」という梓みちよさん自身の提案による演出であったそうだ。

1984年2月発売

【A面】①いつも別れの匂いがした ②横がお ③真珠をつけた根無し草 ④クラス・メイト ⑤耳鳴り

【B面】①土壇場 ②ジェントルマン好み ③男次第 ④耳飾り ⑤ベッドで爪を磨く女 ⑥銀色の仮面をつけて踊ったクリスマス・イヴ

 

前作に続いて安井かずみ氏と加藤和彦氏のコンビによる第二弾。梓みちよさんの魅力が存分に聴けるアルバムです。