ジャケ買い

このレコードも見た瞬間手に取り、アルバムも北原ミレイさんなので即断で購入した思い出深いアルバムです。ジャケットは私にとっては思い出多い漫画家であり多くのイラストを手掛けた上村一夫氏。「ヤングコミック」「週刊プレイボーイ」「漫画アクション」「ビッグコミック」等の雑誌を舞台に多くの連載を手がけ、「修羅雪姫」「同棲時代」「悪魔のようなあいつ」など多くの作品を残していますが、私は1972年当時「漫画アクション」に連載された「同棲時代」を楽しみに読んでいましたね。そしてこのアルバムの北原ミレイさんといえば昭和の名曲「石狩挽歌」を歌ってヒットをしました。デビュー曲の「ざんげの値打ちもない」も好きですね!

納沙布岬:1981年発売11月発売

 

【A面】①納沙布岬 ②ざんげの値打ちもない ③情橋情話 ④矢車の花 ⑤祈り

⑥北へ忘れ旅 

【B面】①石狩挽歌 ②白い花 ③雨の人 ④一人酔い ⑤棄てるものがあるうちはいい ⑥さいはてへ

 

小樽市にある石狩挽歌記念碑

 

作詞:なかにし礼 作曲:浜圭介

海猫が鳴くから ニシンが来ると 赤い筒袖の ヤン衆がさわぐ
雪に埋もれた 番屋の隅で わたしゃ夜通し 飯を炊く
あれからニシンは どこへ行ったやら 破れた網は 問い刺し網か
今じゃ浜辺で オンボロロ オンボロボロロ-
沖を通るは 笠戸丸 わたしゃ涙で にしん曇りの 空を見る

 

北原ミレイさん8枚目(1975年6月25日)のシングル「石狩挽歌」。石狩挽歌の舞台となったのは、かつてニシン漁が盛んだった小樽市周辺。なかにし礼氏自身も、旧小樽市立手宮西小学校に通うなど少年時代を過ごした場所だそうだ。それにしてもいい詩ですね。そして曲が良くさらに北原ミレイさんの声質がピッタリ合って素晴らしい名曲が生まれたのですね!