姉の花が開いたようだ。
歓びと同時に
それに覆い被さるように「羨ましい」が発生する。
「私はダメだな」と反射的に比べてしまう。
昔からそうだ。
大好きな友達でも、その人が「良い形」になると、
歓びながら、極端に言うと「嫉妬」が生まれる。
そんな自分がずっと嫌だった。
嫌だから、それをそっと、自分にもなるべく気付かれないように、しまうか払うかして来たような気がする。
今、その嫌な自分の心を
ちゃんとここに書こうと思う。
上にも書いた私の大好きな友達は、
人の喜びを本当に自分のことのように喜べる人。
私のように不純ではなく、100%
そういうところが大好きであり、憧れだった。
そういう人になろうとして来た。
結構、そんな人になれてるつもりだった。
三人兄弟で末っ子の私は、
上の二人に比べ勉強ができず、
私はダメだな、という思いがいつも陰にあった。
勉強だけでなく、
姉には芸術的であったり三人の中でも異質な感性があるし、
兄にも言い知れぬ何か良い物があるのを感じていたから、
私はダメだな、というのがあった。
兄も姉も、私の憧れであった。
憧れの人と、自分を比べてしまうんだね。
比べることなんて意味の無いことだと
今なら分かるけれど、
分かってる今でも、頭で分かってるだけで、
勝手に比べてしまっているね。
情けない。
なんでだろう?
比べたくなんかないのに…
・・・
今私ができることは、
とにかく この自分を見つめること。
消そうとしないこと。
涙が出るなぁ
成長したくて、たまらないんだなぁ。
誰かに、いい子いい子、して欲しいなぁ。
自分なの?まずは自分でイイ子イイ子?
それが正しい答えでしょ?
でもヤダ。
誰かに いい子いい子 して欲しい ✨