Today’s Point
それではみなさん!
ホントはこわい『果物』について
今日はお話ししましょう ✨✨
みなさんは
『果物』についてどんなイメージを
お持ちでしょうか❓
「ビタミンCや有機酸たっぷりで
絶対カラダにいいでしょう!」
あの有名タレントさんも毎朝フルーツ
山盛り食べてるって言ってたし…」
と思われるかもしれませんが、
実はちょっと違うんです…
『果物』の糖分は『果糖』といって
『果糖』は「ブドウ糖」ではないので
血糖値に影響はありません。
「ほら!やっぱり身体にいいんじゃない」
という声が聞こえてきそうですが、
実はそうではなく、血糖値は
「血糖」つまり『ブドウ糖』を測っていて
『果糖』自体は測れないだけで、
最近の果物は
品種改良によってかなり甘くなっていて
「ブドウ糖」もかなり含まれているので
血糖値もけっこう上げてしまうし、
消化したあとに
『果糖』から『ブドウ糖』を作るので、
結局のちのちは
『血糖』を増やしてしまいます
そして、意外にも果糖の方が
『AGEs』が10倍
多く作られるので、
『糖化ストレス』は『酸化ストレス』に
つながってしまうだけでなく
『糖化ストレス』によって
様々な老化につながるのです
『糖化ストレス』はこちら☟
『果糖』は
『糖化』の元凶のアルデヒドが
反応しやすい形になってるので
『AGEs』が作られやすい
のですね❗️
ですから、
「美容」と「健康」のために
と果物をたくさん食べるのは逆効果
なのです
それだけではありません
『果糖』は消化されたあと
肝臓で『中性脂肪』がつくられ
『超悪玉コレステロール』の原因となる
『VLDL』を増やして高脂血症
となるのです
さらに
『果糖』は大量に摂りすぎると
消化されたあと『乳酸』がたまり、
腎臓から尿酸が排泄しづらくなって
『高尿酸血症や痛風の原因』
になります
ですので
よく痛風の方は、体に良いとして
果物をたくさん食べたりしますが、
実は逆に尿酸値を上げてしまう
のですね
さらに
フルータリアン(果物ばかり食べている人)
は膵がんになりやすいという話ですが、
膵臓がんで亡くなった
の某有名経営者は
フルータリアンだったというのは
有名な話ですね…
それでも皆さんはまだ
『果物』は体に良いというイメージは
変わりませんか
果物推進派の方はよく
ビタミン、ミネラル、食物繊維
*フィトケミカルが豊富と
うたっていますが、
これらのものは他からも摂れます
*フィトケミカル
→植物にとって有害なものから自身を守るために
作りだされた色素や香り、辛味、ネバネバなどの成分
もちろん
ほどほど摂る分には問題ありませんので
健康に害がない程度に食べて
足りない部分は
サプリメントなどから補いましょう
むしろ注意が必要なのは、
よく清涼飲料水などで見かける
「果糖ブドウ糖液糖」
と書かれている甘味料で
とうもろこしやサツマイモなどから
製造され、
実は『果糖』と『ブドウ糖』を
多く含んでいます
砂糖より後味が良くて安いので、
甘味料としていろいろなものに
用いられているのですね❗️
清涼飲料水だけでなく
乳飲料、菓子類、スポーツドリンク、
ドレッシング、焼肉のタレなどなど…
たくさん摂ってしまうと
肥満や糖尿病、その他もろもろの
『老化の原因』になる
のでくれぐれも注意をしましょう
では次回は、
ちょうど尿酸のお話が出たところで
実は『尿酸には抗酸化力がある』
というお話をしようと思います
どうぞお楽しみに〜