仕事がいそがしいときは深夜や朝方まで
かかることもあったりします。
人間、いそがしさが続くと
余裕がなくなってイライラしたりしませんか？
ちょっとしたことでも怒りっぽくなったりして。
もしあなたがそんな状態だったら
ちょっとこのゲームはいいかもしれません。
今週の木曜日に発売したＰＳ３の
新作アクションゲーム『パペッティア』です
パッケージに描かれているのは
主人公の『クウタロウ』。
決してプータローではありません。
少年クウタロウは木の人形に
魂を移し替えられてしまいました。
その元凶である
ムーンベアキングを倒すため、
魔女の協力で魔法のハサミ『カリバス』を手に、
妖精ピカリナといっしょに冒険していくというものです。
特徴的なのが
舞台で繰りひろげられる『人形劇』を
モチーフにしているところ。
この表現はちょっとすさまじく
数あるゲームの中でも世界レベルで通用する
見事なグラフィックになっています。
人形劇って、見た人に伝わりやすいように
人形の演技がオーバーに動き回ったりして
とっても躍動感がありますが、
本作はその躍動感をカンペキ、というか
それ以上に再現しちゃってます。
主人公クウタロウがハサミで
ステージのギミックをチョキチョキ切って
進んでいく動きはもちろん
敵であるムーンベアキングや
ステージのギミック、ボス敵のコミカルな動き、
セリフ回し、ナレーションなどなど
本当に舞台の劇を見ているような
圧倒的な迫力＆世界観！
基本はマリオに代表される
ジャンプアクションですが
ハサミで物を切ることで空中を自在に動けるほか
ステージギミックがとにかく豊富で飽きません(*´∀｀)
序盤の魔女の料理場のステージ。
鍋が熱せられて熱くなったり、
お玉で鍋をかき回されたりするギミックなど
次から次へと出てきます。
ステージの作りも各章ごとに
まったく違った感じになっているので
「次はどんなステージなんだろう？」って
ワクワクしながら進んでいけます。
ヘッドと呼ばれる『頭』を手に入れることで
今は１章をクリアしたところですが、
良い点と気になる点をピックアップしてみると
【良い点】
・アクションの難易度がバランス良い。
・ギミックが多いためプレイが単調にならない。
・『ナイトメアビフォアクリスマス』を思い出すクオリティの高い世界。
・キャラのグラフィック、動きが生き生きしてる。
・カリバスでチョキチョキ切るのが楽しい。音も気持ちいい。
【気になる点】
・初心者を意識したチュートリアルが長い。
・アクション中もナレーションやキャラクターが良くしゃべるので気になる。
・ストーリーが童話的な内容なので子供っぽいと思うかも。
という感じです。
アクションに抵抗が無ければ、
ぜひ女性にもプレイしてほしいと思います。
世界観の表現はとにかく素晴らしく、
劇の世界にどっぷり浸らせてくれます(*´∀｀)
なんか遊んでて
日々のいそがしさを忘れさせてくれる
『癒し』の効果があるなーって思いました。
ジブリの宮崎駿さんが
引退を表明しましたが、その中の一文に
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「僕は児童文学に影響を受けた人間ですので
「僕は児童文学に影響を受けた人間ですので
この世は生きるに値するんだといことを子ども達に伝えなければならないと。
それは今も変わっていません」
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という部分がありました。このパペッティアはゲームですが
そんな児童文学に通ずる良さがありますね。
おしょ～も小学生のころ、
祖母の家にあった『少年少女 世界の名作文学』という本が
全巻揃っていたので、たくさんたくさん読みました。
▲祖母の家にあった名作文学。
１冊が５センチ近くある本で、それが５０巻！
お正月や夏休みに遊びに行くたび、
戸棚から開けて読んでいた記憶があります。
『厳窟王』『ベニスの商人』
『宝島』『ロビンソン・クルーソー』
『ああ無情』『トムソーヤーの冒険』
『ガリバー旅行記』などなど…。
もちろん、全世界で長期に渡って
読み続けられているこれらの本と
本作が同等というつもりはありません。
ただ、遊んでいてこれらの本を
読んでいたときの気持ちを
思いだしたのは事実です。
最近いそがしいですが、
本作はそんなギスギスした状態に
フワッと包み込んでくれるような
素敵な雰囲気がありました。
初動では１万本に満たない売り上げですが
知られていないだけかと思うので
これを見て興味が出た大人のアナタ、
ちょっとこれで心を癒してみるのをオススメします(*´∀｀)
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