青春18きっぷと伊勢湾フェリーに乗る特別な1日 | 藤香峰(ふじかね)智子の英語は世界へのパスポート

 

これらの本を持って旅にでよう!と出かけました。


三島由紀夫の『潮騒』と有吉佐和子の『紀ノ川』。『潮騒』の舞台である三重県の神島を見に行こう!と思ったのです。


4月4日。

伊勢湾フェリーに乗るために伊良湖へ。

この日は伊勢湾フェリーの60周年の記念ということで、なんと片道1800円の大人運賃が無料に!(2024年4月4日限定)

 

 

特別室も普段なら400円かかるのですが、この日は無料ということでした。

 

 

たくさんの人がフェリーに乗ろうと、長蛇の列ができていましたが、乗車券を無事ゲットできましたラブ

しかも、特別室へ。

 

ラッキーでしたラブラブ

 

伊良湖から鳥羽へ行く途中で、神島を見ることができるのです。小説では「歌島」と書かれていますが、神島のことですね音譜

私は20年ぶりかそれ以上に、久しぶりに伊勢湾フェリーに乗ることができました。

 

波があり、揺れがありましたが、途中、神島を見ることができました。

 

 

漁業の町、ということで、詳しくは『潮騒』に様子が詳細に描かれています。読んでいくと、三島由紀夫による登場人物の心理表現にじわじわっと引き込まれてきます。漁業を営む生活がどんな様子なのか、も合わせて楽しむことができますね。読んだ後は、この小説の持つ爽やかさに感動していまいました。

 

文学は私にとって心の栄養なのです照れ

 

↑ 『潮騒』の最後のページに脱稿した日付が書かれていますね!1954年4月4日・・・。

そして、この日は2024年4月4日。伊勢湾フェリー就航60周年の日。

 

関係があるのかも!

いや、何らかの関係があるに違いない!と思った私でした。

 

鳥羽から途中で乗り換えのために降りた駅。乗り継ぎの電車が来るまでしばらく待っていました。

ここから『紀ノ川』の舞台になる和歌山県へと出発です。

 

 

天気が良く、風も爽やかで、遠くに桜が咲いていて、本当に気持ちが良い風景でした。

4月10までは青春18切符が使えます。特急電車は使いませんが、それもまた良し。

 

 

ゆっくりと楽しい旅を楽しみます。