勝太さんは
なぜお気に入りの料理屋ばかりに行くの?
と、質問されることがあります。
そうなんです。
基本的にわたしは気に入りのお店にしか
行きません。
それって損してません?
食レポもあなたの仕事。
同じお金を払うなら、
新しいお店を開拓して
色々な味覚に出会うべきだ。
とアドバイスを頂きました。
ごもっともな意見のようみ見えて
わたしはそれは違うと思ってます。
おんなじ店に通って
そこの店主の作る料理を
四季折々で食べていると
味や店主の仕事ぶりの変化を
五感で感じられるようになります。
そこで初めて
己の味覚の絶対的基準が
出来上がるのです。
その基準があって初めて
食の感想を客観的に話せる
と思います。