俺は漫画やアニメのコスプレをしてたり、誰か有名な女優のそっくりさんとして売り出されているAVはあんまり好きじゃない。不自然さが鼻につくとかそーゆうことじゃなくて、
それを俺等が見てるとき、俺等はいったい誰を見てるんだ?
薄っぺらい服とカツラに重ねたキャラクターなのか、それとも角度によってはそう見えるAKBの誰かだろうか。確実に言えるのが、俺等が見てるのはその娘じゃないってこと。
自分が自分じゃない誰かとして扱われるってどんな気持ちなんだろう。普通の女優がドラマとかで普段の彼女とまったく違うキャラクターを演じるのはわかる。俺等だって普段から場所や相手によって態度を変えているもの。先生や先輩の前だと大体は敬語だし、お母さんの前では絶対に下ネタは言わないし、でも好きな人の前だとついついピュアをこじらせてどぎつい下ネタぶっこんじゃったりするし。でも、俺は俺だ。と思う。たぶん。
もしも俺が道端を歩いてたらジョニー・デップに間違えられたとしよう。写真を一緒に撮ってください。握手してください。...と若いギャル達に迫られるのだ。もちろん俺は拒まない。むしろTwitterに「ジョニー・デップに間違えられたなう(#^.^#)」と速攻で書き込む。2ちゃんにスレも立てるレベルだ。そしてそのギャル達を行きつけのカフェに連れ込み、「いやー、実際あのデカいイカに食べられたときとかはビビったねー(笑)」といった具合に他愛のない話に花を咲かせる。そしてギャルの1人が俺に言うのだ。
「私、昔金曜ロードショーで見たときからあなたの大ファンです。結婚してください。」
そこで俺はやっと気づく。こいつは俺を俺として見てないし、俺もこいつをただのジョニー好きとしてしか知らない。俺も、そいつも、ここにいない。
俺は俺のことをわかってくれる奴がそれなりにいれば、無理にその数を増やす必要は無いと思う。でも俺のことをわかろうとしてくれるなら俺もそいつをわかりたいと思う。いろいろとめんどくさいし、そんなんでいいよね?つまり...
結論:AVは素人ものに限る。
【こうちゃんの好きなやつ4】
Will The Violins Be Playing?/Last Days Of April
―やっと僕が心を開いたとき、君は僕を抱きしめてくれるかい?今、すべてがめちゃくちゃなんだ。
...全俺が泣いた。