無関心という名の暴力 | 心理職スーパーバイザーが届ける心の専門家に必要なこと

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何もしないこと。
が、時として罪になる。

親が子に関心を持たず、
何もしない。
それはネグレクト。
立派な虐待である。

プロフェッショナル心理カウンセラー
の尾下です。

社会の中でも、
学校でも、
家族の中でも、
「無関心という名の暴力」がある。

普段は無関心なのに、
何か問題が起これば騒ぎ出す人も、
日常的に暴力を振るっている。
ただ、それに気づかないままなだけ。

だから、自分はそうなっていないか?
と、時折確認することは、
大切だと思う。

聖人君子になるということでは
なく、心配りや気配り、
関心を持つ勇気や、
行動する勇気を、
しっかりと育てていきたい。

良い、悪いではなく、
ネット社会であるからこそ、
「リアルなコミュニケーション」も、
大事にしていかなければならない。

自分さえ良ければ良い
という人だらけの世の中より、
人だからこそ表現できる
配慮というものが
溢れた世の中になるように、
自分自身も小さくても、
コツコツ努力をしていきたい。

人は、無関心になられることに、
恐怖を抱く。
だから、プラスのコミュニケーション
がなければ、
マイナスのコミュニケーションでも、
持とうとする。

そして、不毛なコミュニケーション
が、あらゆる所で生まれていく。

だから、丁寧に、敬意をもって、
色んな物事に「関心」を持つと、
違った優しい世界が
広がるように感じる。