今日の天気は、晴れ。

畑の最高気温、
38.9度。



7月も今日で終わり。

8月は、さらに気温が上がるのでしょうか。

恐ろしいですね。

ニュースで、危険な暑さと言ってますが、
外仕事をしていると、
身にしみて感じます。

しかし、
やるべきことは、やるしかないです。

で、
作業の方ですが、
昨日から、早生みかんの仕上げ摘果をやっています。

三回やる摘果の、二回目。

せとみと同じく、
落とすのは、
キズ果や小玉果。

キズ果は、こういったもの。



小玉果は、実の小さい果実。

これにも、
日にちによって、
大きさの目安があります。

8月初めだと、
横径が、約30ミリ。

それより小さい果実は落とします。

ここで登場するのが、
自作の摘果道具。

せとみ同様、
塩ビパイプを輪切りにしたものです。

 



使い方も、
せとみと一緒。

果実に押し当て、
通り抜けないものは残します。



通り抜けるものは落とします。

 

 



いたって、シンプル。
かつ、正確です。

昨年は、
周防大島のみかんも、
小玉果が非常に多かったです。

大きな要因が、
干ばつ。

雨が降らないと、
実の肥大が悪くなります。

そして、
摘果不足。

昨夏も、猛烈な暑さ。

みんな、あまり畑に来ません。

まあ、周防大島も高齢農家が多いので、
無理もない面もあります。

体が一番ですからね。

加えて、
昨年は、表年。

実の数が多かったです。

それらが相まって、
小玉果が多くなりました。

今年も、
今のところ、干ばつ傾向。

猛烈な暑さ。

昨年と同じです。

ただ、違うのは、
周防大島のみかんは、
今年、裏年。

実の数が少ないです。

通常の気象条件であれば、
裏年のみかんは、
実が大きくなりやすいです。

ですが、その気象。
とても通常とは言い難いですね。

そんな中で、
如何にいいみかんに仕上げるか。

難しい課題ですが、
必要なのは、
日々の努力の積み重ね。

それに尽きると思います。