今日の天気は、晴れ。

畑の最高気温、
37.6度。



私にとっては、
もはや普通の温度。

仕事に差し支えはありません。

やったのは、
今日も摘果。

露地せとみの、仕上げ摘果。

キズ果や、小玉果を落とします。

大体は目で見て判断できますが、
迷ったら、
摘果道具。

通り抜けるものは落とし、



通り抜けないものは残します。



ひたすらこの繰り返し。

近道は無いです。

一果一果、
丁寧に見ていきます。

そして、
今日もかなり進みました。

7月末の終了予定、
確実に前倒しとなるでしょう。

暑さは別として、
天気がいいのも、仕事が進む要因ですが、
その天気には注意が必要です。

周防大島では、
前回、雨が降ったのが、
7月16日。

今日で、
無降雨、10日です。

そうなると、やらなければならないのが、
せとみの、かん水。

水やりですね。

せとみは、乾燥に弱い品種なので、
かん水が必須です。

うちでは、
畑全部にかん水設備を導入。

せとみに関しては、
全自動でかん水ができます。

これが、
設備を動かす、
通信型ユニット。



毎日決まった時間に、
設定した量の水を流してくれます。

こちらは、
畑に設置している、
かん水チューブ。

 



30センチ間隔で小さな穴が開いていて、
水がしみ出してきます。



せとみの、
毎日のかん水量。

ハウスと露地、合わせて、
2.7トンです。

膨大な量の水を流しています。

普通のみかんでは、
まず考えられませんね。

そもそも、
水資源の乏しい、周防大島で、
これだけの水を確保することすら困難です。

ですが幸いにも、
うちの地区には、
国の補助事業で、
大規模なパイプラインが通っています。

おかげで、
心置きなく、
栽培に水が使えます。

昨年は干ばつ傾向で、
多くの畑で樹勢の低下が見られました。

今年がどうなるか分かりませんが、
二年連続の干ばつとなると、
木へのダメージは、
かなりのものとなります。

恵みの雨、
降ってくれることを願うばかりですね。