好みが偏っていて、すっごーく弾きたい♡っていうトキめく曲がもうあまりなくて悲しいのですが、



英雄ポロネーズは、特に好きというわけではなく、こういうのが苦手なのかと分かったので、苦手を習得するために弾くことにしたのです。



今回の目標は、



1.歯を噛み締めないで弾く(奥歯の上と下を離しておく)



2.全身を使って弾く(どれだけインナーの動きのスピードを速められるか)



3.絶妙なペダリングを会得する(混ぜるのか混ぜないのか、微妙な塩梅、脚のインナーの動きのスピードも上げる)



と、こんな感じでした。



本番でも、歯を噛み締めないで弾いていました◎



でもこれは結構時間がかかりました。
何せ殆どf、ffの四和音やオクターブ連打ですから。


だけれども、よくよく意識してみると、寝ても醒めても歯を食いしばりがちだということが分かりました。



何日か寝ている間中もずっと顎の状態を観察していました。



薄々気づいてはいましたが、それはまぁ強弱様々、左右の偏りも様々に、上下の歯が接触しているのに気づきました。



顎関節や顔、口の可動を広げようとしてやってみた顔筋トレーニング、逆効果でした。→よけいに力が入り、さらに噛みしめる(苦笑)。



左右の顎関節の可動にすごく偏りがあったので、変顔状態であれこれやって両側同じ位に動くようになりました。(鏡を見てやると良いですよ。どこが動いていないかよくわかります。)



結局、直にゆるめてしまえ!ということでお風呂で思いついて、口から手を突っ込んで(!)口の中をくまなくゆるめる方法を編み出しました!



(さすがにこれは、メソッドには組み込まれていません。知りたい方には教えるので聞いてください。顔の下3分の2を直接柔らかくするので、おそらく老化予防に効果的!笑)



目標2.3.については、途中までは色々身体の動きを考えながら弾いていたのですが、そればかりであまりにも音楽的なことが抜け落ちていたので、



ある時から身体の使い方を考えるのをやめました。



ちょうど、ピアノ脱力法メソッドが、バルーンメソッドを使った最新版の完成に向かっているところと相まって、



メソッドを行うことで、弾いている時も考えずに上手く身体を使えるようになりました!



結果的に…なんですけれどね!



下半身をゆるめ、足首、膝、股関節が正しく使えてこそ上半身がゆるめられる。



そして、それができると全身の連動が可能になる。



これを実感しました。



というわけで、新しいピアノ脱力法メソッドは超オススメです!



究極的な理想に近づいてきました。