ピアニストとして限界突破するためのメールレターを読んでくださっている方からご質問をいただきました。



メソッドトレーニングを行う重要性を頭で理解しているのですが、少ない練習時間ゆえ、曲の練習の誘惑に負けてしまう。



何か良いアイデアはないでしょうか?と言う事でしたが…。



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セミナーを受講した事がある方なので、メソッドを体験したことはあります。



ご自分でおっしゃる通り、頭ではこれをやっていったら効果があるだろうと理解、予想しているのですが、



まだピアノを弾く際に身体で実感するまでには至っていないということなのかなと思います。



おそらく2〜3年前の受講で、そのあと大きくメソッド改訂したので、まだかなりのボリュームだった時です。



その後も、一般の方が練習に取り込めるよう、どんどんコンパクトにまとめてきました。
(内容はバージョンアップしていますので、効果は高くなっています)



どこに目標を持っていくのか。
どうなりたいのか。



なぜメソッドをやったら良いだろうなと思うのか。



そこに、どうピアノを弾いていきたいか、どんなピアノにしたいか、どんなことが無くなったらいいなと思っているのか、が隠れている気がします。



そこをもっと掘り下げないと、メソッドを取り入れる必要性を本当には感じないかもしれません。



私や公認トレーナーは、メソッドの効用を幾重にも体感しているので、やった方がメリットばかりということも体感しています。



逆にやらないと気持ち悪い状態になる。



思考が取っ散らかる、時間に追われる、指がコントロールできない、指が拡張してないから突っ張る、指の独立分離感覚が弱いと指が連動する、肩が上がる、脚が固まる、等々…。



一定期間集中して行うことで得られる積み上げ習得というものがあります。



譜読み練習も一定期間集中して続けることで、一気に読めるようになります。





なので、騙されたと思って??やってみてください!!というのが答えです。



規則的に行うのが性に合う方は、何曜日はメソッドの日とか決めてもらうのもいいかもしれません。




全部やらなくてもいいんですよ。
自分の目的に沿ったもので。




どれが必要かは聞きに来てもらった方がいいかもしれませんね。




トレーナーの方が教え方が上手いなぁと思うことがあるのですが、トレーナー曰く、メソッドを教える方と教わる方と両方体験しているからなのだそうです。(なるほど!)