Q:
『いつも、ブログ楽しみにしています!
今日は、思い切って先生に質問です!
ピアノの発表会で、ソロ演奏をします!

曲は、ショパンのワルツop-34-1です!
私にとっては、恐れ多い曲ですがなんとか、一歩前進したくて、
今回無謀なチャレンジとなりました!

でも、もともと、姿勢が悪い私です!
演奏中も、頭がさがってきてしまい、ビデオにとってみても、
全く「優雅さ」は、感じられません!!!

音的にもそうですけと、曲にあわせた、優雅さと、ダイナミックな感じに
したいのですが、みるかぎり、頭がさがり、小さな演奏になっています!

やはり、背筋ぴーん!で、弾くのが大事なんでしょうか!
よろしくお願いいたします!』・・・I先生



A:
『そうですね、ショパンのワルツop-34-1優雅に弾きたいですね!

頭は下がらない方が良いですね。
ピアノの弦から音を聴くように意識して、本番のピアノの長い弦を
イメージして、ピアノの先を見てみてください。

鍵盤を見たい時は、目だけで見るようにして。

必ずしも背筋が伸びているのがよいとは限らないのですが、
この曲はあまり猫背で弾かない方がキレイですし、
曲に込めるエネルギー的にも、あまり重たくないので、
背中が伸びていても弾けると思います。

姿勢が悪くなってしまう場合、まずは、姿勢を良くして、
音楽を指先から音へ(遠くに)乗せることを意識して弾いてみてください。

エネルギーを身体へ分散させないで、音に込めることに
注力します。

それから、骨盤を支えに自由な上半身を意識していくとよい
ですが、今回は、まず、上記をやってみてください。』


最近、猫背で弾いているピアニストの方が多い気がするのですが、
それが良い場合もあります。

なぜなら、自分の全身からエネルギーを音にしたい場合、
下丹田からのエネルギーを指先まで届けるのに、
下腹から指先までが曲線になっていると、エネルギーを効率よく
運べるからなのです。


曲の規模によっては、下丹田から音を出さないと、
割れてしまったり、汚い音になってしまう場合があります。


ホントに意識一つで変わります。


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Satoko.O