小学4年生のRちゃんのSkypeレッスン。


脱力トレーニングはもう上級者ですね。


お母様と一緒に日課とされているそうなので、
素晴らしい上達です。


セミナーでもレッスンでも、よく言いますが、
フィンガートレーニングよりまず脱力トレーニングが大事なので、
この習得度が高いことは必ず良い結果につながると思います。


ピンポイントレッスンでは、ショパンワルツの左手と右手の下降フレーズ。


左手はバラバラになっているとのことでしたが、
それを気をつけて、ガチガチになって弾いていたので、
まずポジション移動を練習して、素早く次の和音を準備する。


そして、ワルツのステップのリズムを表現するために、
3つのリズムをひとつなぎに回転させるように弾いていく。


1拍目は少し落とし、2,3拍目は鍵盤から密着したところから
立ち上げて。


右手の下降フレーズは、指だけで弾かないで、手首から弾くように、
手首の出し入れを短いフレーズで練習し、だんだん長くしていく。


ラヴェルのソナチネ、和音と単音が交互のフレーズで、
指だけで弾いてしまいがちなところ。


やはり、手首の出し入れを分かりやすくするために、
大きく呼吸を入れて切って練習する。


お母様と本人の感想です。


『三回目のskypeでのレッスン。

脱力トレーニングもフィンガートレーニングも毎日の日課となっております。

一週間前にありましたコンクールでも演奏を待っている間、
自然と娘が呼吸法、飛行、天空をしており驚きました。
いつも自宅レッスンでも合間合間にしているからでしょうか。(笑)
習慣って面白いものですね。

ただ、フィンガートレーニングは苦手な部分、癖になっている部分があり
今回も先生にご指導いただき今後練習して直していけたらと思います。


またピンポイントレッスンでも一つ一つ丁寧に教えていただきありがとうございました。
次回の大阪セミナーまでに頑張って教えていただいた事を習得しようと思います。

ありがとうございました。』・・・お母様



『脱力トレーニングは好きですが、フィンガートレーニングはまだ不安なところがあり
今日も少し音が小さくなっているなと自信のない音に気がつきました。

先生に苦手なアルペジオやスケール、親指の形・・・・をもう一度教えていただき、
頑張れそうな気がしました。

ラヴェルは、まだまだで難しいですが、曲は大好きです。

何気なしに弾いていてただ難しいだけでしたが、
一小節、一小節を丁寧に教えていただき練習ってこうやってするんだな
と思いました。

私の弾き方では、まだ一つの音色しか出せません。
いろんな音色がこれからだせたらと思います。

今日は、いつも課題だったきつい音色をなおす弾き方を教わりました。
練習してみると音色柔らかく感じます。
まだゆっくりしか弾けませんが、楽しいです。

ワルツも練習します。

ありがとうございました。』・・・R.Tちゃん


$ピアニストとして限界突破するための、「ピアノ脱力法メソッド」 -りの3


Satoko.O