受講27回目のM先生ですが、今回は、更にステップアップするための
課題が見つかりました。
支えがしっかり作られ、身体の重さを使って指に落とすこともでき、
とても美しい音になりました。
更に上の脱力を目指して、今回、指の脱力にポイントを絞って、
黒2本、黒3本、スケール、アルペジオをじっくりやってみました。
面白いことに、指を縮めた近距離のポジションより、指を広げた状態の方が、
指の脱力ができています。
手が小さいので、アルペジオは指を伸ばして弾くしかないので、
指の脱力感が良いです。
逆に、スケールや、黒2本で指を丸く保つと、
特に2,3,4指の収縮が強く、打鍵後の脱力に時間がかかります。
なので、黒2本では、打鍵後の指を柔らかく持つようにすると、
だんだん柔らかくなる時間が早くなってきます。
そして、スケールも指を伸ばしたバージョンでやってみました。
これは、第3関節と、第1指第2関節をしっかり角度をつけて、
出さないといけません。
例えば、2,3,4,5指の第一関節がへこんでも、
気にせず指は伸ばし、離鍵瞬時脱力を目指します。
これは、支えがしっかり出来た場合には、指の脱力のために、
とても有効な練習方法になります。
M先生の感想です。
『脱力法メソッド終了後、血流が良くなったみたいで、
身体があたたかくなり、気持ちも楽になりました。
フィンガートレーニングでは、瞬時の脱力が出来てない指もあり、
新たな課題がみつかりました。
これは、この間シューベルトを練習している時、師事している先生に
指摘されたことがあったのです…。
自分のペースですが頑張って続けたいと思います。
ありがとうございます。』
M先生、来月第一子を出産される予定です。
おうちにこもるのが苦手な方なので、赤ちゃんと一緒に
来ていただければ、と思います。
Satoko.O