色々な骨格の人がいるわけなので、手指や関節も様々です。


指の関節が細くて柔らかい子供ってけっこういます。
女の子が多いかな。


特に小指(第5指)は、一番細くて端に位置しているので、
負担に耐え切れず、外側に倒れてしまったり、


指を使わず、手の平を縦にして弾いてしまったりする子も
いるかもしれません。


できるだけ指が独立して使えるように、地道で地味な練習を
ご紹介します(笑)


黒3本(黒鍵3本)で指を3本ずつで歩きます。


3、4、5指の時に、3、4は鍵盤に対して同じようにまっすぐ
打鍵するけれど、

ピアニストとして限界突破するための、「ピアノ脱力法メソッド」 -黒3①


5の時は、あたかも腕の先に5の指しかないかのように、
重心をグッと5に移動します。

ピアニストとして限界突破するための、「ピアノ脱力法メソッド」 -黒3②


最初は、大げさに思い切り外側に持っていってしまっても
構いません。


そして気をつけることは、第3関節を出して、そこに乗せることです。


最初は、第1、2関節は伸びてしまうかもしれません。
でもそれでもいいのです。


でも、いきなり第3関節が出ない、という時は、
小指(第5指)を引き上げながら、第3関節を出す練習
単独でやります。


Satoko.O