受講26回目のM先生ですが、本番が終わり、ご自分の中では、
今までで一番良かったのではないか、と感じたとのことでした。


もうすぐ、第一子が誕生するので、少し弾けなくなる
という状況も手伝ったと言いますが、


このメソッドが少なからずお役にたったのではないか、
ということが非常に嬉しいです。


支えがなく、芯のない音で、オクターブがギリギリという状態でしたから、
音は美しく転がり、指を伸ばして広げても支え(第3関節)が使えて弾ける、
という今は、見違えています。


今回、拡張のトレーニングもやりましたが、9°がギリギリ届くようになったので、
そうなると、8°は楽に届きますね。


$ピアニストとして限界突破するための、「ピアノ脱力法メソッド」 -42回③


また、小指のトレーニングでは、第1関節がつぶれがちになりますが、
それは、指先を少しつまむ意識でやると、簡単に直ります。


$ピアニストとして限界突破するための、「ピアノ脱力法メソッド」 -42回①


$ピアニストとして限界突破するための、「ピアノ脱力法メソッド」 -42回②


ただし、これは第3関節が使えて、微妙な指のコントロールが
できるようになってからの段階です。


でも、中には、指をつまむ感覚だけで、第一関節のつぶれが
すぐに直る方もいます。


その時には、他の指の連動に注意し、脱力を促します。


さて、脱力法メソッドの脱力トレーニングですが、
ほとんどすべて妊娠中でも行っていただけます。
私も3人産む間ずっとやっていました。


その方の傾向によって、やらない方がよいものもありますが、
工夫次第でできることもあります。


もしもそういう場合には、個別に対応いたします。


Satoko.O