早速、レッスンで、昨日学んだフォルマシオン・ミュジックを
応用してみました。


一発で、こんなに変わるのか!
と私自身が驚くと共に、音楽性がないのではなく、
私が導いていなかったのだ、と改めて反省した。


また、本人が能動的に行う、ということがいかに大切か、
同じことでも言われてやるのと、自分で実感してやるのと、
こんなにも大きく違うのだ。。


分かっているのに、次第に押し付けレッスンになっているのだな。。


例えばこの左手が、とってもぎこちなく、リズム的でもない。

$ピアニストとして限界突破するための、「ピアノ脱力法メソッド」 -音楽性1


それで、ちょっと立って、歩いてみて!
と言って、ド~ソ~ド~ソ~と歌いながら、一緒に歩いてみる。


最初はやっぱり、弾いている通りに歩く。


それ、すっごくロボットみたいじゃない?
自然にリラックスして~


最初はちょっと恥ずかしがっていたけど、
私が真面目にやっているのにちょっと喚起される。


そして、左手を弾いてみると・・


まぁ、なんと!立体的に滑らかに!



そして、この右手メロディー2小節。

$ピアニストとして限界突破するための、「ピアノ脱力法メソッド」 -音楽性2


これ、どこが頂点なの?


で、すぐ理解し、そこまで自然に登ってみて!
というと、緩やかに自然にクレッシェンドできる。


そうしたら、言わなくても、ほかの場所もすべて、
アーティキュレーションに気をつけて弾いている。


音楽性って、持っているものが大きいと思っていたのですが、
導くことができるのだな、と。


ホントに感動したので、心から褒めるし、
もちろん生徒も上機嫌。


でも、ここでちょっと付け加えておくと、
私の生徒たちは、脱力法メソッドを指導しているので、
身体的には、思うことが伝わりやすくなっているはず。


なので、一回やってみたイメージが、一回で音になる
のかもしれない。。と、ちょっと思った。


あ、因みに弁解しておくと、大人の方へは決して押し付けるような
レッスンはしておりません。


明らかに違う時は直しますが、
ここはこうなっているけど、どう思いますか?
どう弾きたいですか?どんな音色が欲しいですか?
私だったらこうしますけど・・と選んでいただきます。


また、それも分からない場合は、背景等説明します。


また、本人の悩みを克服する方法を
丁寧に指導させていただいています。


Satoko.O