フォルマシオン・ミュジカルは、まさに、すべての音楽家に必要だ、
ということが分かりました。


フォルマシオン•ミュジック(音楽形成)その名前の通りです。


今村央子先生の言葉一つ一つに、多大なヒントが込められていて、
活用すべきものが詰まっていました。


理論然り、実習然り。


楽曲を使った、様々な角度からのアプローチで
深く掘っていくソルフェージュは、耳がカーッと開く感覚がありました。


弦楽三重奏曲の、ヴァイオリンをリズム読み
(音程は付けないけど、ドレミで曲想をつけて歌う)と、
チェロをリズム打ち、を二人一組で作り上げる練習。


パートを交代しても、何だか全然心が合わない感じで、
先生にもダメ出しされ、


よく話してみたら、お互いソロ向きだったので、
思い切って一人の解釈に絞り、それまで聴いていたその曲の解釈を捨てて
やってみたら上手くいった。


アンサンブルってまず、言葉でのコミニュケーションって大事なんだな、と。


あと、すごく参考になったのが、16小節の曲の弾き分け。


形式とモチーフを学ぶための聴音も含む課題だったのだけど、


先生が表情を変えて弾いた、同じ曲での2つのパターン。
アゴーギク(急緩)とデュナーミク(強弱)と速度設定を
変えただけらしいのですが、それに伴った音色の変化が素晴らしく!!


これは使える!!


なんだか、ものすごく使える気がする!
脱力法メソッドにも、ピアノレッスンにも!


脱力法メソッドは、超基礎基本を抑えているのだけれど、
それを発展させて使うには、個人の力量次第になっているのだけれど、
(もちろん、ピアノピンポイントレッスンをすれば、すぐ曲に取り入れられますが)


基礎基本を発展させるために、応用できるかも。。


それにしても、2日間、素晴らしい時間が作り上げらました。


参加している先生方全員とお話させていただきましたが、
どの方も熱心で高度な専門性をお持ちで個性的。


非常に勉強させていただき、何と言っても楽しかった。


先生のお人柄も、自分がセミナーを行う際に、学ぶべき姿勢であったし、
先生、ホントに笑顔が可愛い♡(年上ですけど)


今村先生と皆様、2日間本当にありがとうございました♡


$ピアニストとして限界突破するための、「ピアノ脱力法メソッド」 -musique1


Satoko.O