ピアノのための「脱力法メソッド」-第20回脱力法メソッド

今日は本当に嬉しい事がありました。。。


参加12回目のM先生ですが、第1指について本人は半ば諦めていたのですが、
前々回より第1指に注意して練習してきました。


今日は、第1指がしっかりと立ち、スケールとアルペジオの指の返しの時には
微動だにせず、手首がガックンガックンと落ちることなく安定していました。


私より上手かも?!と本当に驚きました!!


写真の練習が、第1指を側面で打鍵している場合や、第2関節がつぶれている場合(まむし指)
に特に効果があります。


他にも、スケールやアルペジオがなめらかに弾けない、オクターブや和音がしっかりつかめない
などなど、第1指は様々な悩みに関わっています。


この練習方法は、どこでもできます。
ピアノのふたの上、テーブルの上、何もない時は自分の片方の手の上でできます。


第1指の第2関節をしっかり出し、第1関節を伸ばします。
まずはこの形が自然にできるようになるまでクセをつけます。


次にその形をキープしたまま、他の指は下に降ろし、第1指と第2指の間(水かき)を
できる限り広く保ちます。


背中から親指までが一本のワイヤーになったイメージで、腕を左右に揺らします。
背中から脱力していると、指先にはかなりの負荷がかかります。


脱力については、脱力体操を事前に行う事によって、ピアノを弾くという動きだけでは得られない脱力感覚
を体験できると思います。


最後にM先生の感想です。

『前回から少し期間が空いてしまったので、元に戻っていないか心配していました。
 指先への荷重は、ワイヤーをイメージするようにと、前回も聞いたのに忘れていた
 ので、また再確認できてよかったです。
 イメージできるように心がけたいと思います。』


Satoko.O


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