ステージは、無情なものだ、と思うことがよくあります。


去年の失敗をバネに、ずっとずっと頑張ってきて、細かい練習や、暗譜の練習もしたし、
特に発表会前は、ずっと上手に弾けていたので、


私も本人もご家族も、「今度は大丈夫だね」と信じて疑わなかったのが・・・
「あぁ、もう一度弾かせてあげたい・・・」と思う程の演奏だった方がいました。


『大丈夫』という思い込みがいけなかったか・・・
「ステージは何が起こるかわからない」と、自分の演奏の時はいつも覚悟しているのに。


子供でも、やっぱり直前は弾けていたのに、本番で弾き直してしまって、私もガックリ・・・
でも私以上に本人はガッカリしていたんだとわかりました。


発表会の感想を本人やご家族、聴きに来て下さった方にも書いていただいていますが、

「もういちどひきたかたけどもうむりだた」
(もう一度弾きたかったけどもう無理だった)


との本人のコメントを見て、切なくなりました。


全体的には、少し準備が遅かったせいもあり
もうちょっと完成度をあげなければいけないと思い、これは来年の目標にします。


でも、今回は、発表会が終わっても発表会で弾いた曲を、楽しく弾いている子供が
たくさんいたので嬉しかったです。


あれ? 発表会終わったら、練習しなくなっちゃうのはダメです、
なんてコメントしたからかな?


Satoko.O


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