大嶋 聡子のブログ-第11回脱力法メソッド

写真は、手首、肘、肩の可動域を広げ、かつ柔軟にクルクル回る関節をつくる
トレーニングです。
美しく伸びやかな音のためには、特に手首の柔らかさが非常に大切です。


まずは、受講7回目のM先生の感想です。

『呼吸法は今回初めて上手くいったかも!と実感できました。
 脱力体操は、イメージを持つことで動き一つ一つに意識が持てました。

 演奏に少しでも役に立つよう努力して行きたいです。』


続いて、受講4回目のK先生の感想です。

『脱力体操は、最初は形を真似るのが精一杯でしたが、回を重ねて行くうちに
 本来の目的である 『脱力』のイメージが持てるようになりました。

 まだまだ見様見真似ですが、少しずつ自分のものにしていきたいと思います。
 演奏にも変化が現れることを楽しみに・・・。』


呼吸は、唯一精神にアプローチする方法だといいます。
ここで行っているのは、自律神経を整える呼吸法ですが、他にも様々な呼吸法があります。


呼吸法を行っていると、内観(自分の状態を感じる力、イメージ力)
ができるようになってきます。


自分が今どう弾いているのか、どこをどうすれば楽に弾けるようになるのか、
どんな音を奏でているのか、どんな音でどう弾きたいのか、ペダルはどうなっているのか、
などなど色んなことを一度に感じ取る必要があります。



このフィンガートレーニングは、呼吸法と脱力体操が土台になっています。
これなしで、指のトレーニングだけをしても、効果は半分以下です。


脱力体操は、伸ばす動き一つ取っても、骨から伸びる、誰かにひっぱられている、
腕が長くなる、など自分にピッタリくるイメージを持ちながら行うことで、
力んで伸ばすことなく、表層筋と、深層筋までもが伸びてくれます。


身体は柔らかいのに、肩こりがひどいなど、芯が硬い場合もあります。


このプログラムは、肩こり腰痛などの日々の疲れをとってから脱力に導くものにしています。


Satoko.O


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