可愛らしい
小さな不満


というのが
直訳な感じ
がします。


この曲から
感じられるのは


大人から見たら
可愛らしい
不満


だけど
当の子供に
してみたら


ちょっとしたこと
だけど
根幹に関わること


という雰囲気が
あるように
思います。


放っておいたら
トラウマになって
しまうような


最後のfから
pに下りてくる
くだりで
諦めと
辻つま合わせが
感じられます。


こうやって
大人になって
こじれていく


そしていつか
そのこじれを
紐解く時が
くる


なぁんていう
未来を
感じます。
(個人的な
インスピレーションです)


そんなで
意外と結構
奥が深いなと
思うわけです。


ちょっとした
悲しみ
となっていますが


ほんと
ちょっとした感じを
よく出しています。


左手の
繰り返し
分散和音系が


行ったり来たりする
小さな不安を
表しています。


両手の
掛け合い的要素も
前半にも
後半にも
散りばめられています。


左手から
右手へつなぐ
フレーズも
ありますね


これも
動きがつながっていないと
音がつながってきません。



単旋律なので
一度
左手だけ
または右手だけ
で弾いてみると
どうつなげばいいか
動きがわかります。


それを
両手でやるのです。


全体的には
こじんまりとして


表現も
何か内包している
のだけれど


表にでているものは
ちょっとしたもの


という
なんとも微妙な
難しさが
あります。


この
ちょっとした感じを


指先を使って
弾くことで
表現したいものです。


指先を使う
というのは


第1関節や第2関節を
使うということ。


これは
各関節まで
神経が行き届いて
いないと
使えません。


指の関節のどこかが
ペコっと凹んでいたり
していない


きれいな形の支えを
作っておく
必要があります。


これには
独立分離荷重トレーニング
が最適です。


指一本ずつの
縦の支えを
作ります。


第3関節を
頂点とした
アーチですね。


第1関節と第2関節も
少しずつ曲がっている
必要があります。


でもこれが
すぐにはできない
場合が多いのです。


いえ
子供の場合
最初からなんて
ほぼできません。


指一本ずつ
優しく
面倒を見て
各関節の神経を
育てる必要が
あります。


これをやっておけばね〜
ほんとにほんとに
困らないんですよ〜


本人のストレスに
ならない


先生のストレスに
ならない


それはまぁ
当たり前


本人の意思と指が
連結してくれる


これが一番
大きいでしょうね。


これについては
子供も大人も
同じですが。


その上でね
テクニックの種類が
ある程度あれば


その組み合わせで
色んな音と
表現が作れるのですよ。


それを
講座では
分類して
教えています。


最高峰は
新・テクニック講座
ですが


そこへの
通過点として
ブルグミュラーで
解説しています。













c-mollという
比較的わかりやすい
短調ですが


左手の
半音階的メロディ
によって


ちょっと怖いような
先の見えない
洞窟を進んで
謎解きをしていく
ような


ハリーポッターが
洞窟を進んで
仲間を助けに行ったり
敵と闘ったり


あんな壮大な物語
のような雰囲気が
醸しだされています。


ここでは
8分の3拍子


大きく
一拍に捉えますが


3拍子というのは
ここでは
不安定さを
表していますね。


3拍子って
色々な表現があるんだなと
改めて感動します。


ミステリアスな中にも
この右手の和音が
続くことで


迫り来るものを
表現しています。


ハッキリパッキリ
分かりやすく
明朗に弾くと


あまり
そういう雰囲気は
出せません。


おどろおどろしく
弾くには
どうしたら良いか


鍵盤の中で
鍵盤の底を
立ち上げるように
アタックします。


鍵盤の底を弾くことで
ミステリアスな音を


底から立ち上げることで
迫り来る緊張感を


左手の
半音階的メロディは


これも
鍵盤の中で
納豆弾き


納豆弾きとは
離鍵の遅い
弾き方です。


(13.コンソレーションで
解説しました)


半音階的メロディの
後には


対照的な
跳躍するメロディ
が来ますので


ここで変化をつけて
少し鋭い音で
弾くのもいいかも
しれません。


ちょっと
物語性が出て
面白くなりますね。


中間部C-Dur
ちょっと
ホッとします


でもまた
すぐに
敵は迫り来る


最後もまた
pからディミヌエンド
した後に
スフォルツアンド(sf)


じゃーん!って感じ
で終わります。


激動的で
表情、音色の変化の
勉強に
とっても良い曲
ですね〜。


今まで解説してきた
ように


手首の柔軟性
指先の敏感さは
欠かせません。


ピアノ脱力法メソッド
導入教材
にじのねいろ 
では


初歩から
手首を柔らかくする
超カンタンな
歌遊び的トレーニング


いもむし奏法
もとい
一本指奏で


指先の感覚を
養います。





ピアノ初歩は
ピアノに触れる前
が大事です!


ピアノに触れて
弾くという行為の前に


素地を作ってしまうと
弾き始めたら
めちゃめちゃ
早いです!


ピアノ脱力法メソッドでは
素地作りをやっていきます。




古い楽譜では
スティリアの女
という題名に
なっています。


女性名詞で
スティリエンヌ
だから


そう訳すのも
分からなくは
ありません。


ワルツの拍子
ですが


快活で
かなり動きのある
踊りであることが


右手の
メロディラインの
クルクル回るような
動きから


また、
左手のワルツリズムが
最初は
全て8分音符
というところからも


わかります。


左手は
よく見てみると
8分音符+4分音符
4分音符+4分音符
付点2分音符(保持音)+4分音符


こんなにも
組み合わせがあり
変化に富んでいます。


飛んだり跳ねたり
ステップを
踏みながら


楽しく踊っている
様を表現しています。


重要なのは
リズム体です。


ここが
土台ですから。


3拍子の
ワルツリズム
基本的な
弾き方は


3拍が
円を描くように。


1拍目
手首から下へ
落とします。


2拍目
1拍目からの流れで
少し立ち上げます。


3拍目
2拍目からの流れで
さらに立ち上げて


下ろしながら
次の1拍目に
つながる動きを
作ります。


左手は
これをずぅっと
続けるわけです。


3拍子は
決して
平面的に弾いては
いけません。


(強弱弱では
ありません)


縦割りでも
ありません。


この上にさらに
右手を乗せるのですから


全く他人のような
両手バラバラの
動きです。


難しいですね。


初めての場合には
左手の動きが
意識せずに
できるまで
覚えてしまう方が
良いでしょう。


右手も
これはとても
面白い動きです。


楽しさを
満開に表現して
いますから


そのように
弾きたいですね。


それには
どうしたら
よいか。


全ての音と音の間を
曲線でつなげる
ようにします。


しなやかな
動きで。


手首はもちろん
音域が広がる時には


手首だけでは
間に合わないので
腕まで使います。


肘だけ
くるんくるんと
使うのは
あまり
オススメしません。


手首が
しなやかに
動いていない場合が
ほとんどだから
です。


手首が
柔らかく使えて
さらに遠くまで
つなげたい場合に


脇を広げて
腕でしなやかに
つなげる


その過程で
肘が動くのは
良いでしょう。



スタッカートの
メロディも
同じです。



よくあるのが
スタッカートになると
いきなり
になってしまう。


音と音のつながりが
なくなってしまうのです。


まず
スタッカートなしで
レガートのメロディとして



つながりを
考えてみてください。


そうすれば
自ずと
次へはどんな動きで
行ったらよいか
わかるはずです。


ここでの
ダイナミクスは


踊りのスケールの
大小になりますから


空間的な
ダイナミクスが
必要になります。



大きな空間に
音を広げるか


小さな空間に
音を凝縮するか


意識してみましょう。


小さい方が
難しいですね。


ポイントは
それまでの音を
消すことです。