本題の前に、ThinkpadにOS/2 WARP4インストールは、万策尽きたので、休止することにしました。本題は万策尽きる時、気晴らしに「女剣士アスカ」を遊びたくなったのが、切っ掛けです。
実は、私のPCは、過去の環境を残しながらOSのアップデートをしてきたので、Windows XP,7,10のトリプルブートになっています。「女剣士アスカ」は、Windows10の以前の環境のWindows7の中に入っていますので、リブートしてOSを切り替えれば、現状でも遊ぶことはできます。それでは、気晴らし目的で、気楽にちょっと遊ぶことはできません。メインをWindows7に戻すことは、時代に逆らうことというか、ここまで環境を移行してきた苦労が無駄になると考え、Windows10上で実行することにチャレンジしました。既にある程度調べていたので、面倒なことは分かっていたので、チャレンジです。方法は、大きく分けて次の3つがあると思っています。余談ですが、このソフトは中古で、3万、4万の値が付いているのですね、ビックリ。
①Windows10のデジタル署名を誤魔化し、テストモード起動で実行する。
②Hyper-V 上のWindows XPか7にインストールし、実行する。
③VMware Player 上のWindows XPか7にインストールし、実行する。
①は、「テストモード」にするのに、再起動が必要とのことで、マルチOSの切換えと同じでダメ。
②は、USBが使えないのが問題(PS2ゲームパッドが使えない)なので、その対策があれば、試してみようと考えていた。リモートディスクトップの機能を使うのは、大げさ過ぎるので、躊躇していた。そこで、「JoyToKey」のを使って、ゲームパッド入力をキーボード入力に変換することを思い付いた。やってみました。Windows XP に「女剣士アスカ」インストール、オフラインパッチの適用と何の問題も発生しなかった。しかし、伏兵がいました。起動するとグラフィク能力が低いとの警告が表示され、「3Dアクセラレーションがない」との原因で、起動できなかった。DirectX の再インストール等、色々試したが分からなかった。もう一つのWindows 7 では、どうか「DXdiag」で調べてみたら、「3Dアクセラレーション」が有効になっていなかった。Hyper-Vの画面が16bitカラーなのが問題なのかも知れない。私の方に原因があるのかも知れないが、諦めることにしました。
③は、実際にインストールしたとの報告があったので、大丈夫と考えていましたが、VMware Player を使ったことがないことだけが心配でした。実際にその心配が当たって、無駄手間が掛かったが、成功しました。
①VMware PlayerとHyper-Vは、共存できない。Hyper-Vを停止しないとVMware Playerを実行できない。Hyper-Vはほとんど使わないとはいえ、アンインストールせずに、どうするか? この問題は、「bcdedit」を使って、使用・不使用する記事があったので、そこにあったバッチファイルを利用させて頂くことで、解決した。
②ライセンスの関係で、最初、Windows2000を入れた。これもインストールは問題なかったのだが、「3Dアクセラレーション」の問題で、起動できなかった。VMware Tool の適用もうまく行かないしで、無駄時間だけ使ってしまった。成功したとの記事が確か、Windows VISTAだったと思っていたので、2度とインストールしたくない「Windows7」をHyper-Vを削除して、インストールすることにしました。あの悪夢が完全再現しました。今回は、SP1適用後のアップデートが220以上あり、インストールが長時間になってきました。前例があったので、リセットはしないつもりでしたが、KB3068708 (前回も今回も90個目)で、1時間以上経過で、リセットしてしまいました。ほぼアップデート進んだところで、「女剣士アスカ」インストール、オフラインパッチの適用をしましたとが、何の問題も発生しませんでした。
③その後、Windows アップデート(KB3086255)があり、「女剣士アスカ」が起動しなくなった。これは、「SafeDisc」チェック機能を無効にするもので、「女剣士アスカ」は、起動にCDが必要なので、対象になってしまいました。私は、常時使わない仮想環境なので、アンインストールしました。再インストールを止めるため「非表示」にもしました。
④USBのホスト・ゲストの切換えがよく分かってなかった。問題がデバイスではなく、設定だと気づいたら、解決は簡単でした。Player⇒取外し可能デバイス⇒USB機器⇒「接続」で、ゲストで使用可能になる。切り離しも同様となります。
最後に、「女剣士アスカ」インストールディレクトリーの「Loader」「Asfpc」は、どちらでも起動するが、「Asfpc」から起動すると「互換性」対応が不要となる。また、起動方法によって、SAVEテータの場所が異なっているようなので、注意して下さい。
アスカ