いやあ、楽しかった!!!
閉館と聴き、駆けつけた次第。
噂通り、ほぼ満員。驚いた。
古いが味のある外観。
道のり含め動画に撮ったので、ぜひご覧あれ。
高座には「千客万来」。
いろんな想いをがこの四文字に。
観客の胸にも様々なものが去来する。
本日の香盤を。
・古池鱗林 / 女流講談
本日唯一2度聴いた。テンポ良く、小気味良い。
結婚式の話など、共感できる物多数。楽しかった。
・笑福亭羽光 / 上方落語
軽くしかししっかりと。うむ。
・柳家三亀司 / 江戸曲独楽
爆笑。ほとんど漫談w おかしなおじいちゃんが好き勝手言ってるw
失業ネタなど。 独楽はさすがの腕前。
今回一番笑った!
・鳥居克次 / マジック
品のいい白髪のおじいちゃん。とてもスマートな佇まいで気持ちがいい。
すっきりとした昭和の暖かみのあるマジック。いいね。
・ひと:みちゃん / 艶歌シャンソニエ
これが人気の! ド派手な格好で朗々と歌う。
間の取り方も自在で余裕すらある。素晴らしい芸人。
(彼の遅刻の間を埋めた前座さんも好演)
・猪馬ぽん太
ひとり舞台に立つ姿。芸人特有の孤独。
漫才もやってるみたいなのでそちらもぜひ見たかった。
・桂珍念 / 上方落語
マクラもなく本題へ。 キツネに化かされる話。
お囃子もたっぷりで、感情が揺さぶられる。なにより楽しい。
本格的な「上方」を堪能させてくれた。
・三遊亭神楽 / 東京落語
夫が死んだと勘違い、二人目の夫を迎えてしまう話。
堂々としたいい間合い。これも満足。
途中で二階に上がった。ひろびろとした桟敷。
ねっころがっても見れる。他に無い観戦形態。
この味わい。いよいよ閉館が惜しい。寂しいよ。
ぼくは15年前、二度ほどこの演芸場に足を運んだことがある。
一度目は客が7人(!)しかおらず、緊張してならなかったw
二度目。 なんと!
古今亭志ん朝独演会!!
まさに立錐の余地無し。なんとか入場し立ち見で見た。
素晴らしい内容。
比喩ではなく「江戸の風」が吹いてくるのを感じた。
そんな思い出とともに、今日という日を楽しんだ。
13:30に入り16:50閉演。
合計3時間20分の夢の時間。
客席、一階 131、 二階 80。
足を向けずにいたのに軽薄だけど、
いままでありがとう。