昨日は3人の生徒の初回指導を行ってきました。

初回指導では次の3点を中心に話をしています。

・全般的な勉強法(特に英数)

・使用教材の説明と使い方

・徹底計画について






以前の記事で、「勉強法は自分で思いつくことができたら最高だ」的なことを言いました。
詳細はこちら→http://ameblo.jp/oshienaikatekyo/entry-12023770552.html

それを勘違いして「勉強法くらい自分で思いつけ」と言う人もいたりします。

ですが、それはやっぱりどうかと。

自分で思いつけるようであれば、とっくに思いついていたっておかしくありません。

それができないから困っている、という生徒も多いはずです。

真っ白な状態から思いつく、というのは社会人だって苦しむことです。







『守破離』という言葉があります。

日本古来から大切にされている、『道』のあるべき姿。

「ひとつの道を究めるのにはどうしていくべきか」を説いたもので、何事も『守→破→離』という段階を踏んでいきなさい、というものです。



最初は『守』

師によって教えられたことを忠実に守り、それをあるがまま身につけること。



次に『破』

今まで学んだ技だけにこだわらず、他の技の良いところも取り入れていくこと。

また、今まで学んだ技を自分の特性に合うように改良していくこと。



最後に『離』

『守』にとらわれず、『破』を意識せず、完全に独自の道を切り開いていくこと。





上で挙げたのはだいぶ簡略化して書いたものです。

また『守破離』の捉え方は、それぞれの流派によって異なることもあるそうです。

ですがすべてに共通していることが、「まずは教えの通りにそのままやってみること」

そして「教えが身についたら自分流のものを作り上げていくこと」

つまり、「いきなり自己流を目指すのではなく、まずは真似ることから始めなさい」ということです。

「何事も、真似るものがなければ成長はない」とも言えます。







私は初回指導に、『勉強法の説明』『使用教材の使い方』『計画の立て方』をじっくりと時間をかけて行います。

初っ端が一番大切なので、ここで勉強法に疑問や認識に違いがないかを確認していきます。

質疑応答もこのタイミングで。

ちなみに昨日担当した3人の生徒はそれぞれ、50分、60分、80分ほどかかりました。

全員共通で使う資料は↓の『勉強法説明書』
勉強法説明書




そして毎回の指導時に、教えた勉強法がそのまま実行できているかの確認をします。

一本の勉強法を確立させてから、少しずつオリジナリティ、改良を生徒自身に加えていってもらいます。

独自の勉強法を思いつくための柱を作っている、という感じ。





ひとまず昨日初回指導を終えた3人。

今後の成長がとっても楽しみです。





それでは今日はこのへんで。











『中高生専門・教えない家庭教師ろひか』
公式ホームページは↓こちら

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